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じゃの路はへび・・・?

苦悩のオーディオライフワーク

ST-SA5ES ゴールド、キター!!

2017-04-03 23:29:13 | チューナー

この時が来るのをどのくらい、待っただろうか? どれもこれも、ブラックばっかし

ソニーのST-S333ESX,555ES,555ESX,333ESX2,333ESA 現在手元に残っている

のは、そう、全てブラックフェース、ST-SA50ES これはゴールドだったが、回路構成と

音がイマイチで調整し直して、即、流した。引取価格は結構良かった。

オークションでも同じ機種でもブラックとゴールドやはり、ゴールドは高い。

手が出ない・・・ ついに、その時が訪れる。 ご安全に・・・・

昨日、車の定期点検してもらい、その帰宅途中に近所のドフに立ち寄った。

良いCDプレイヤーは全く無く、チューナーもこれっと言ったものがない。残念!!

自宅に戻り、相方とワンちゃんを乗せて、買い物へ・・・・ ちょっと立ち寄りたいところが

というと、相方はすでに呆れた表情をしている。 まあまあ、ということで某ゴルフ用品

の2階のドフとハウスオフへ、まずはジャンクコーナーへ直行です。オーディオコーナー

うーん、心の隙間が埋まらない・・・・ なんてことでしょう?! 

と、ふと、ビデオ・LDの棚に目を移すと・・・ また、こんなところに・・・ ゴールドの筐体

あっ・・・・ アルではないですか? なんてことでしょう!! ST-SA5ES  キター!!

プライス表には ”通電しませんでした。ディスプレイ点灯しない” 4320円なり

 オーこれはイケるかも。 いまではほんとに掘り出し物レベルです。

天板を見ると、リアパネル側のネジが3本とも斜めに刺さり、浮いている。 

こりゃ、来てるは・・・ フロントはこれと言った、ダメージ無し。 2年前くらいに他のドフ

で溶剤によって強烈に拭き取られたやつ見た事あるが、それで7000円はないは・・・

で手が出ない・・・ ゴールドなのに残念でした。 

レジカウンターに持って行って、店員に 「これ、酷くね? 中身見てもいい?」

店員: あ、これはすみません。

おいら:ドライバー貸してもらえませんか? 

店員:はいどうぞ

ホコリの堆積がすごすぎる。 久々の絨毯に驚くが、燃えてない、いじられた

形跡はとりあえずなさそう・・・・

もう、あっぱれです。 ほんとに細かいホコリ。この写真は家に帰ってお掃除の時に

撮影した。(店内ではありません)

刷毛とふうふう人間コンプレッサーによる掃除でどうにかここまで掃除完了。

あいも変わらず、電源系のこのトランジスタの周囲は燃えている。 333ESAなどは

レギュレータ系もかなり燃えている。しかもSA5ESは基板が紙フェノールに変更されている。

耐熱に弱いので、今後のことを考えると、対策を打たねば・・・

それでは、基板を裏返して、やられ具合を見ようかね・・・・

このトランジスタの裏側、3本ともにフィレットにクラック発生、なおかつ表面が

ぼそぼそしている。かなりの温度上昇が在った証拠。 紙フェノールもかなり炭化が

進んでいる。 この表情は良くないですね。 トランジスタの足の左にまっすぐ

立っているピンのはんだのフィレットとその表情も最悪です。はんだが痩せると

ほんとに良いことがない。 熱はほんと怖いです。その隣のパターンのはんだは

綺麗な光沢が見られる。 僅かな差で現れる。

銅板のブスバーのフローはんだは本当に難しい。 製造から25年位経つのでしょうか?

当時はちゃんとフィレットが形成されていたが、時間が経つとフローはんだ時の熱分布の

不均一によって歪が生じ、崩壊へと進む、静かにゆっくりと、確実に・・・

これを修復するには、はんだコテは熱容量(70W)のあるもので、太いコテ先で修復します。

熱容量の小さなコテでは、太刀打ちできません。 はんだコテは2本体制で行いましょう。

紙フェノール基板は銅箔が剥がれやすいので要注意です。(パイオニアのF−717は剥がれやすい)

ブスバーのはんだ箇所は全て、はんだ付けし直した。 はんだをし直していると、

はんだが もちもち しているものや、すぐに穴が開く物も在った。

かなり、無理してはんだ付けが行われた感が歪めない。

全て、ブスバー直して、エイヤと、電源オン!! FLのディスプレイは綺麗に点灯!!

やったー、表示がちゃんとできるものは、ほんといいです。

これから、調整に入ります。 それではご安全に・・・





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