東方のあかり

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「国民の力」大統領候補が4人に絞られ

2021-10-10 09:41:42 | 韓国物

「国民の力」の2回目の党内選挙で大統領候補が4人に絞られた。1位=尹錫悅(ユン・
ソンヨル)、2位=洪準杓(ホン・ジュンピョ)、3位=劉承旼(ユ・スンミン)、
4位=元喜龍(ウォン・ヒリョン)となった。
それぞれのキーワードは1位の尹錫悅は「必ず政権交代を実現する」、2位の
洪準杓は「G7先進国時代を切り開く」、3位の劉承旼は「私がしっかりした優良
株」4位の元喜龍は「品格ある討論をする人間」といったものだ。

「国民の力」の大統領選予備候補を8人から4人に絞る2回目の予備選挙(カット
オフ)を、上記4人が通過した。もう一度書くと、尹錫烈前検察総長、洪準杓議員、
劉承旼前議員、元喜龍(ウォン・ヒリョン)前済州道知事である。
安相洙(アン・サンス)前仁川(インチョン)市長、崔宰亨(チェ・ジェヒョン)
前監査院長、河泰慶(ハ・テギョン)議員、黃敎安前国民の力代表らは脱落した。
国民の力選挙管理委員会は8日、このような内容の2次カットオフ結果を発表した。 
国民の力は来月11月の5日、大統領選候補を1人に絞り最終候補を選出する。

今回のカットオフは、一般国民世論調査70%、党員選挙人団投票30%を合計する
方式で行われた。チョン・ホンウォン国民の力選挙管理委員長は「4人の候補は
国の現実を直視し、その解決策を提示するのに力を尽くしてほしい」と述べた。

国民の力の選管委は、「政党で実施した世論調査の結果は選挙日まで公表でき
ない」という公職選挙法などにより、2次予備選挙の順位と候補別得票率は公開
しなかった。ただし、中央選挙世論調査審議委の解釈により、「党員投票の結果
が含まれた総合順位の公表は可能だ」という主旨に基づき、総合1位は尹錫悅、
2位は洪準杓、3位は劉承旼、4位は元喜龍候補であることを発表したわけだ。
尹氏と洪議員の得票率の差はわずかだという。尹前総長側は「多くの支持を確
認した」とし、洪議員側は「尹前総長と接戦の様相を作り出しただけに、本選挙
で逆転を狙う」と述べた。尹氏が最近、与党の集中的な標的になって野党支持層
で強気を見せており、洪議員と劉氏が一般世論調査で上昇傾向を見せている状況
が結果に反映されたものと解釈される。

尹前総長はこの日の立場文で「不足したところの多い私に多くの支持を送ってく
れて感謝する」とし「私自ら省察の姿勢を持つ」と述べた。続いて「国民の政権
交代に対する熱望を受け入れることができなければ歴史に大きな罪を犯すことに
なる」とし「心機一転して必ず政権交代を果たす」と述べた。尹前総長側関係者
は「大統領選挙本選競争力をもっと浮上させていく」と語った。

洪議員は「きれいな洪準杓が政権交代を実現し国を正常化させる」とし「G7先進
国時代を開いて青年たちには夢と希望を、壮年たちには余裕と安楽を与える豊か
な大韓民国を作る」と述べた。洪議員側の関係者は「今回のカットオフで洪議員
に対する国民世論調査の結果が高いと聞いている」とし「残りの期間、支持を取
り付けることにもっと努力する計画」と述べた。

劉承旼前議員は「バブル評価された今回の結果では、奸計で厚かましい李在明
京畿道知事に勝つことはできない」とし「堅実な優良株、道徳性と政策能力に
おいて絶対優位にある私・劉承旼が唯一の解答だ」と述べた。劉承旼前議員側
は「11月5日の本番では政策・公約対決で勝負する」と述べた。

元喜龍前済州道前知事は「品格ある討論と熾烈な競争を通じてビジョンを示し、
政権交代を実現しろという国民の命令を受け入れる」とし「李在明知事の化け
の皮を剥がし、国民的審判を通じた政権交代を果たす」と述べた。元喜龍前知
事側は「攻撃的な政策対決をもって逆転に出る」と述べた。元喜龍氏は、「わ
たしこそ、李在明の狙撃手だ」と豪語している。

準決勝に進んだ候補たちは、来月5日の本選までの4週間、計10回討論会を行う。
国民の力の関係者は、「1位を占めるための候補間相互攻撃が激しくなるだろう」
と述べた。「党心」も変数になる見通しだ。5日の本選挙は前の1・2次予備選挙
と違い、党員投票50%、一般世論調査50%を合算して最終候補を選出する。
最近、新規責任党員が約20万人増加し、50万近くの本番での投票権を持つよう
になった。国民の力は、候補陣営別に支持者に党員加入を促したうえ、李ジュン
ソク代表が党代表に選出された後、若年層入党が増えたためと分析している。 
新規党員の半分ほどの20-40代党員の票の行方も関心事だ。

党内選挙で50%が反映される世論調査は、第1、2次予備選挙の世論調査のような
「適合度」調査ではなく、「競争力」を問う方式で行われる。「野党候補に相応
しい人」ではなく、今日10月10日に確定する民主党候補と1対1の仮想対決調査
を行い、指数化する方法が挙がっている。「国民の力」の関係者は、「民主党
候補選出後に、「国民の力」の党内選挙が本格的に始まり、最終候補の座をめ
ぐる争いはこれからが正念場だ」と語った。

とりあえず4人にまで絞られた。まずは順当な流れといえる。結局は尹錫悅と
洪準杓のどちらかだろうけれど、できれば尹錫悅氏が勝って、来年3月9日の
大統領選挙本選で、民主党からの候補がだれであっても、一発KOでマットに
沈めてほしいところだ。政権交代こそ韓国の生きる道であり、日韓が近づける
唯一の道だ。。

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