東方のあかり

東アジア(日、韓、中+その他)のまとまりを願ってこのタイトルにしました。韓国在住の日本人です。主に韓国発信の内容です。

韓国の十大ニュース。

2023-12-28 19:57:28 | 韓国物
韓国の毎日新聞がアップした2023年の十大ニュースをご紹介したい。

1◆韓日米、三角協力強化
韓日米3か国の首脳が8月、米大統領別荘「キャンプデービッド」で
初の首脳会議を開き、軍事・経済安保協力を北東アジアを越えて
インド・太平洋などグローバルレベルに引き上げることで合意した。
域内の安保脅威が発生した場合、3国が協議を通じて共同対応す
ることにした。また、サプライチェーン・金融などの協力対象も拡
大した。韓国としては1953年の韓米同盟、1965年の韓日国交正
常化に続き、新たなレベルの国際協力体制を整えた形だ。


2◆宇宙発射体「ヌリ号」成功
韓国国産宇宙発射体「ヌリ号」が5月25日、実際の衛星を宇宙に運
ぶ初の実戦発射に成功した。これで韓国は、政府と民間が共に開
発した技術を活用し、韓国の地で韓国の技術で作ったロケットで
人工衛星を打ち上げ、宇宙強国に向かう第一歩を踏み出した。こ
れで韓国は自力で衛星を打ち上げることができる7番目の国になった。


3◆瑞二小学校教師の極端な選択
7月18日、ソウル瑞二(ソイ)小学校で働く2年目の教師が校内で
死亡した状態で発見された。保護者の苦情に苦しみ、自ら命を絶っ
たという疑惑が提起され、教育当局が調査に乗り出し警察の調査
まで始まった。4か月間の調査で、保護者のパワハラの証拠は見つ
からなかった。しかし、この事件を受け全国の教師たちがソウル
で11回にわたって大規模集会を開き、教権侵害防止策を要求した。
結局、国会は9月「教権保護4法」を通過させ、教育部も関連対策
を出した。


4◆公共機関の行政電算網シャットダウン
公共機関の請願書類発給が11月17日に全面中断される初の事態
が発生した。公務員専用行政電算網「セオル」で使用者認証問題
で初めて障害が発生して以後、オンライン政府苦情サービス「政
府24」までシャットダウンした。行政電算網システムは11月20
日から臨時正常化されたが、以後も断続的に大小さまざまの故
障が発生し不安定な姿を見せた。


5◆国民の力、韓東勳(ハン・ドンフン)非常対策委員長体制発足
12月、国民の力の元代表李俊錫(イ・ジュンソク)氏が離党し、
韓東勳非常対策委員長体制が発足した。法務部長官を務めた韓東
勳非常対策委員長は26日、発足演説を通じてデモ世代と親李在明
系、「ケッタル(改革の娘)」に代表される共に民主党の李在明の
私党化を猛攻した。韓東勳非常対策委員長体制が、国民の力にど
のような変化の風をもたらすのか、来年の総選挙でどのような成
果を出すのか注目を集めている。


6◆李在明逮捕同意案可決
共に民主党の李在明に対する逮捕同意案が9月21日、国会で可決
されたが、断食したりなんやかやと騒々しく世の中をかく乱する
ことで司法リスクから脱することに成功している。


7◆釜山エキスポ誘致失敗
2030世界博覧会(エキスポ)釜山誘致が不発に終わった。韓国
は昨年6月、官民合同でエキスポ誘致委員会を設置し、509日間
「2030釜山エキスポ」誘致戦に突入した。尹錫悦大統領をはじめ
とする政府、国内主要グループ会長など政「官」財界が皆乗り出
して全世界の隅々を歩き回った。しかし、フランス・パリで11月
28日に開かれた国際博覧会機構総会で、サウジアラビアのリヤ
ドは119票、釜山は29票にとどまった。尹大統領は対国民談話
を通じて「すべて私の不足」と頭を下げた。


8◆世界スカウト・ジャンボリー大会は空転
全羅北道扶安郡セマングム一帯で8月に開かれた「2023セマング
ム世界スカウトジャンボリー」が跛行運営された。153か国の青
少年4万3千人が参加した国際大会は、韓国文化を全世界に知ら
せる機会として期待を集めた。しかし、猛暑への備え不十分、
準備不足で熱中症患者の大量発生、トイレ「シャワー室」など劣
悪なキャンプ場施設、非衛生的環境など各種問題が露出した。
一部のスカウト(国家)隊員たちは早期退役するなど各種事件
事故が絶えず、国際的に韓国の地位を墜落させたという評価を
残した。


9◆北朝鮮の暴走、9・19合意破棄
北朝鮮は11月、3回目の試みの末、軍事偵察衛星の打ち上げに
成功した。韓国政府が対応次元で9・19軍事合意の一部条項を
効力停止し、対北朝鮮偵察力を復元すると、北朝鮮は直ちに合
意全面破棄を宣言した。北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)
を歴代最多の5回発射し、このうち奇襲攻撃が可能な新型ICBM
火星・18型だけを3回発射した。「核先制使用」を法制化してから
1年後の今年9月、憲法にまで「核兵器発展の高度化」を明示した。


10◆対中貿易、31年ぶりの赤字
韓中関係の悪化、貿易構造の偏重などの影響で、今年の対中国
貿易収支が31年ぶりに赤字に転じる見通しだ。今年初めから
11月まで累積180億ドルの赤字が積もり、対中貿易依存度から
脱し、貿易構造の再編が急がれるという指摘が出ている。

韓国国内の今年2023年の十大ニュースはこんなところだろうか。
日本も激動の1年であったと思う。
皆様のご家庭におかれましてもいろいろのことがあった
1年ではなかろうかと思います。今年の歩みを総整理し
新たな1年に備えていただきたいと存じます。
本ブログもこのアップデートをもちまして
今年のアンニョンとなり、また新年におめにかかります。
どうぞ皆様御機嫌よう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「龍舌蘭」が咲いた | トップ | 今この時代に10人兄妹。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

韓国物」カテゴリの最新記事