ある本を読んでいたら、おもしろい部分がありましてアップします。
*************************************************************************ここから引用。
昔タレントの植木等が、「わかっちゃいるけどやめられない」というフレーズで
一世を風靡した「スーダラ節」を歌うことになったとき、実際は非常に真面目な性格だった彼が、
実家の浄土真宗のお寺の住職である父親にこういう歌を歌うことになったと相談した。
するとその父親の住職は「わかっちゃいるけどやめられない」というのは親鸞上人の時代からの仏教の課題である。
だからこの歌はかならずヒットすると言ったそうである。
「わかっちゃいるけどやめられない」が大ヒットしたことでも分かるように、
人間はお酒をがぶがぶ飲むことは健康に悪いから止めるべきであると理性心が判断しても、
酒を飲んで楽しみたいという本能心をなかなかコントロールできないのである。
*************************************************************************ここまで引用。
まずこの文章を読んで、植木等が真面目な性格だったという点に驚きました。
ぐうたらでふしだらで怠け者みたいな印象を与えていたタレントですが、真面目な性格だったんですね。驚きです。
人間、実に「わかっちゃいるけどやめられない」という場面は多々あるものです。
この「わかっちゃいるけどやめられない」というのが
親鸞上人のころからの課題であるという部分がなんとも滑稽で愉快ですよね。
ですから、この「わかっちゃいるけどやめられない」っていうのは、
人間心理の深奥をついた窮極のフレーズだったわけです。
このブログ筆者も、「わかっちゃいるけどやめられない」というフレーズには考えさせられることしきりです、、。
ある本とは、『天風哲学実践記』(尾身幸次 著)
天風さんの第一弟子とも言える人が、天風さんの哲学というか教えを実践を中心に書いた本で、
いろいろと教えられる面がありました。好著です。
(植木等さんも旅立たれて6年にもなるんですね。)
bacsa
【付録】
韓国語の勉強0088
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