韓国は9月から2学期が始まります。
ある授業で女子学生が
「キョースニム、イゴ、ドゥセヨ」(先生、これどうぞ)
といいながらわたしにチョコレートのような小袋をくれました。
「なんだい?うまそうだね」
などといいながらなんとなく受け取りました。
「クゴ ケニアッコエヨ」(それ、ケニアのよ)
というではありませんか。
「ええっ! ケニアだって」
驚いたわたしは思わず素頓狂な声を出してしまいました。
夏休みに姉と二人でケニア旅行してきたといいます。
アフリカに行くのも珍しいし、ケニアというのもまた
それに輪をかけて珍しいですよね。
「いやあ、ケニアのものか」
ということで、小袋一つだったのですが、
研究室で食べてみました。
チョコレートではなくてナッツでした。
すごくおいしかったです。
女学生よ、あんがとさん^^。
韓国ならではの光景じゃないでしょうか。
日本で、大学教授にこういうナッツ小袋一つ「どうぞ」なんて
くれる学生がいるでしょうか。小袋一つが問題じゃなくて、
食べ物でも飲み物でも、先生に「どうぞ」なんていいながらそっとくれる
学生がいるでしょうか。
子供っぽくもあるかもしれませんが、「情」の現われではないでしょうか。
まだ韓国にはこうした情が生きています。うれしいですね。
bacsa
【付録】
韓国語の勉強00
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