涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

奈良公園まで自転車で:途中で通り雨に

2009年07月26日 | 外出・旅行

朝から天気が良かったので、自転車にのって今日も奈良公園まで。
またまた国立博物館に行ってきました。


今行われている「寧波」展に出展されている作品の中でも目玉の一つ、
泉涌寺の重文「観音菩薩坐像(楊貴妃観音)」を見に。


この仏像は、泉涌寺の沿う湛海が1230年に中国(南宗)から持ち帰った仏像です。
今まで解体修理をしたという記録は無く、
今回国立博物館での展示を機に、エックス線撮影が行われ、
その体内(心臓部)に仏舎利三粒が収められた3.6cmの「五輪塔」が収められていることが確認されました。
そのX線の写真が公開され、8/2まで展示されているのです。
前回行った時はこの写真は展示されていなかったので。


国立博物館の前の氷室神社、ここは枝垂桜で春は多くの観光客で賑わっているのですが、
今は殆ど観光客は見当たりません。
でも、その境内の池の中には睡蓮が咲いています。



国立博物館の前の池には蓮の花。
前回訪れた時とはまた違った雰囲気です。
よく見るとヒシも浮かんでいます。



この後、興福寺へ。
境内に入った所では青空が見えていたのですが…。


左に五重塔、真ん中の山が「奈良大文字送り火」が行われる高円山。
右下にピンクの百日紅が見えています。(上の写真)
そしてしばらく進むとその百日紅の奥に南円堂の屋根が見えてきます。(真ん中の写真)
いつもの通り、観音様にみんなの健康を祈願してお経を唱えてきました。
そしてふと五重塔を振り返ってみてみると真っ黒な雲が・・・(下の写真)


嫌な予感が当って、大粒の雨がポツポツと降り出し、
これは、と思って近くの映画館に避難。
駐輪場に自転車を置くと同時に突然の大雨となりました。






たまたま「アマルフィ 女神の報酬」をやっていたので、それを観ることに。
イタリアのローマ、そしてアマルフィの美しい街をこれでもか、と見ることができました。
大学を卒業した時に40日もヨーロッパを回ったやじなのですが、
その殆どをドイツ、オーストリア、スイスとドイツ語圏ですごした旅行でした。
パリもローマも知りません・・・
イタリアはミラノに三日だけ。


ローマといえば、映画で見た「ローマの休日」ですね。
それでみたトレビの泉、コロッセオ、サンタンジェロ城、スペイン広場、真実の口。
それら全てこの映画でも観ることができました。


織田裕二と天海祐希 、佐藤浩市、戸田恵梨香、佐野史郎、福山雅治、平田満という豪華主演陣。
最後までドキドキしながら観ていました。


映画館を出た所、まだ少し雨が降っていて、さてこれからどうしようか、と思っていると、
映画館の前の店にこんな立て看板があって、つい入ってしまいました。
この店は「ぜいたく豆本舗」というお菓子屋さんなのですが、
その店の奥に「ぎゃらりー上の蔵」という蔵を利用したギャラリーがあるんですね。


 


狭いスペースにこの絵をお描きになったお二人がいらっしゃって、
人見知りをするやじは一寸居心地が悪かったです。
白色と三原色の赤色、黄色、青色の絵の具だけで描く「キミ子方式」で書かれた絵です。
たった四本の絵の具で?
びっくりしました。
ブリキのバケツの絵がありましたが、その質感が非常によく現されていました。
ドラゴンフルーツや白菜も。


20分ほど鑑賞した後、近くの店でちょっと変わった「カンパーニュサンド」。
黒オリーブ・オニオン・オリーブオイルで仕上げたツナと、シャキシャキ野菜が、
発芽玄米入りのカンパーニュでサンドしてありました。
タプナードソースがアクセントになっています。


  


食べ終わったあと外へ出ると、また太陽が顔をのぞかせていました。
左の写真は国立博物館の近くの鹿。
この辺の鹿は可愛いですよ。
右の写真は興福寺の近くの鹿。
角が生えていてちょっと怖い。


 


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