涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

腫瘍の病理検査結果は:が~~~ん

2005年12月29日 | 検査
病気がわかると治療方針も決まる。

手術で腫瘍の一部を切り取って検査に出した。その結果の説明があった。
顕微鏡で見る以外に、さまざまな検査に出してくれたらしい。
残念なことに、感染症ではなく、悪性腫瘍だったということ。
難しい話は理解できなかったが、理解しえた範囲では以下の通りである。

病名は多発性脳原発悪性リンパ腫。
おそらくHIV感染症によって免疫が低下し、
その結果EBウイルスが悪さをし出した。
EBウイルスはだれでも感染するウイルスで、一度感染すると一生体に潜伏しているらしいのだが、
免疫が何らかの原因で低下すると悪さをしだすらしいのだ。
また、このウイルスはリンパ球に感染する発ガンウイルスなので、
中枢神経に悪性リンパ腫を発症したものと考えられるとか。
HIV感染症に脳原発悪性リンパ腫を発症すると、いわゆるAIDS患者ということになるらしい。
そう、俺はHIV感染者じゃなくって、AIDS患者だったのだ。が~~ん。

さて、治療は、ということで。
当然、HIVの治療。これは入院後すぐ始まっていたんだけれど、これは後日まとめて。
リンパ腫については化学療法(いわゆる抗ガン剤)と放射線療法になる。
自分の場合すでに血球が減少していることと、免疫抑制状態にあることから、
化学療法は難しいだろうという事で、これは追加療法として取っておくことに。
あとは放射線療法。
腫瘍が1個とか2個とかならその部分に照射するらしいのだが、多発性なので
全脳照射することになる。
あとはステロイドが腫瘍を縮小させる可能性があるので、それを続ける。

なんだか自分の考えてもいない方向へと話が進み、精神的にヘコんだ。
しかし食欲はヘコまない。

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1 コメント

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あけましておめでとうござます (yuppe)
2006-01-01 01:46:20
♪♪♪



昨年は、mmthさんと出会えてラッキーでした☆。

今年もお邪魔させていただきますね。



mmthさんにとって、良い一年になりますように。
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