相方がいないので、ネットでHIVの治療の新しい治療法や薬についていろいろネットで検索。
手元にある「HIV感染症治療研究会」が出している「治療の手引き第15版」が最新版なのですが、
それによるとART治療開始の基準は、
エイズ発症、CD4 CD4が350~500:治療開始を推奨
CD4>500 :ガイドライン委員間で推奨度合いが異なる
妊婦、HIV腎症状、HBV重複感染者で肝炎治療を必要とする患者:治療開始
となっています。
ふと新しい版が出ていないかと思ってネットを再度検索をしてみると、15版の改訂版として、
2012年3月27日改訂版というのが出ていて、
それによると、
●ARTはすべてのHIV感染者に推奨される。
推奨度は治療前のCD4陽性リンパ球数によって異なる。
CD4<350:AI
CD4が350~500:AII
CD4>500:BIII
●以下の場合はCD4陽性リンパ級数に拘わらずART開始が強く推奨される。
妊婦:AI
AIDS指標疾患の既往歴:AII
HIV関連腎症:AII
HIV/HBV重複感染:AII
●ARTは性的パートナーにHIVを感染させるリスクを有する患者に進められるべきである
ヘテロセクシャル:AI
ほかの感染リスクグループ:AIII
●ARTは、治療を受ける意思を有し、かつ治療にコミットできる患者に対して開始すべきである:AIII
推奨度:A=強く推奨
エビデンスの評価:
I=無作為化コントロール試験のデータ
II=良くデザインされた非無作為化試験あるいは長期の臨床アウトカムを含む観察コホート
III=専門家の意見
また、国際抗ウイルス学会米国委員会の成人HIV感染者に対するARTのガイドライン改定では、
「CD4陽性Tリンパ球数に関係なくすべての成人患者にART推奨」だということです。
→ JAMA(2012; 308: 387-402)
ただ、そうすると、治療費がどうなるのでしょうね。
いきなりエイズだったので、
すぐにも治療を、ということになり、
障害認定を受けるまでは多額の医療費がかかりました。
幸い、今は医療費は無料という恩恵に浴しておりますが、
今後医療費の抑制策が必要になれば、負担が生じるかもしれませんね。
こちらではまだマイコプラズマ肺炎がはやっているようです。職場でも子供が肺炎になった、という話題がちらほら。
手洗い、うがい、人混みへ出るときにはマスク、心がけています。
視力がよくないので余計でしょうか。
初めて病院でHIVの説明受けたとき私は3級か4級なのでまだ 手帳はいらない状態のようで
多額の医療費がかかるものですね。
主治医?の先生もこの先負担分がどうなるかわからないからねと 話したのを思いだします。
こうして やじさんのおかげで 私は 日々相方と
病気に向き合っていられます。1年です。
ここに 書き込み始めて・・・たぶん
また たびたびお邪魔します。
最近 手足口病が再開し始めました。
体調には気を付けてくださいね
自分はいきなり投薬でしたが、
CD4一桁でしたからしかたがないですね。
B型肝炎もありましたけど・・・
でも、障害者手帳発行まで時間がかかり、
最初の2ヶ月は毎月100万円くらいかかりました。
(高額医療なので結局月10万円くらいを除いて帰ってきましたが・・・)
自分は障害者手帳1級ですから、今は医療費が要りませんが、県外の病院ですから一旦支払いがあって、3ヵ月後に還付です。なので、二ヶ月ごとの受診で、大体15万円ずつ払ってはいます。
等級が低いと更正医療を使うようで、もし障害者手帳の対象でないと、どうなるんでしょうね。