今日の奈良公園は修学旅行の学童、学生でいっぱい。
黄色い帽子、赤白帽をかぶった子供が一杯でした。
赤白帽ってまだ使われているんですね~。
今日の奈良公園へは自転車で行ってきました。
今、興福寺の北円堂が特別開扉されています。
この中には運慶・快慶らの手による国宝の木造無著菩薩・世親菩薩立像、木造弥勒仏坐像の鎌倉時代の作品、
国宝の木心乾漆四天王立像(平安時代)、
木造法苑林菩薩・大妙相菩薩半跏像(弥勒仏の脇侍(室町時代))が収められています。
日本一美しい八角円堂とされています。
冒頭の写真は興福寺南円堂の前の藤棚の藤です。
藤といえば春日大社、ということでこのあと春日大社へ。
一の鳥居を通って、砂利道をどんどん歩いてゆきます。
この参道は基本的に自転車は×なので、自転車を押して歩きます。
県道168号線を越える辺りから参道の両側に燈篭が沢山並んできます。
参道の両側はうっそうとした林です。
さらにしばらく歩くと二之鳥居があって、狛犬がこっちを睨んでいます。
さらに歩くと左側に中門があります。
回廊には様々な吊り燈篭が揺れています。
境内には「砂ずりの藤」という樹齢700年を越す藤があります。
年によって違うのですが、長い時には80センチもの長い花房をつけるようです。
そしてこれがNHKの大河ドラマの「天地人」の主人公直江兼続の奉納した燈篭です。
ところで今日の奈良公園でビックリする事が。
奈良の一つの観光として、人力車があるのですが。
その車夫がなんと鹿に観光パンフレットを食べさせていたのです!
鹿は草食動物(最近の男性じゃないですよ!)なんですね。
最近、新聞紙やパンフレット、はてにはビニール袋を食べて病気になる鹿が増えているんですね。
あんなことを車夫がすると、まねをする子供が出てくると思うのですが・・・
興福寺北円堂、以前秋に中を拝観しました。ほの暗い堂内で無着・世親像の顔が印象的でした
「レインボーマンごっこ」はしませんでしたが、「ウルトラマンごっこ」はしましたよ。
興福寺の阿修羅像などは今東京に行かれていますが、今は北円堂が拝観でき、また春日大社の植物園の藤も咲き始めましたし、奈良観光には良い時期です。