涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

夕暮れの興福寺:五重塔初層・東金堂後堂、南円堂特別公開

2010年10月17日 | Weblog

 



相方が夕方から用事があるということで、おやつを一緒に部屋で食べた後帰って行きました。



そうや、今日は興福寺の南円堂が特別公開や!と思い出し、興福寺に行ってきました。
南円堂の本尊は不空絹索観音。



不空絹索観音様といえば、東大寺法華堂にある仏像(国宝)が有名ですが、
この南円堂の仏像も国宝なのです。



JR奈良駅の地下の駐車場に車を置いて、外循環バスで県庁前へ。
そこから道路を渡って興福寺へ入ります。



すると左手に五重塔がその姿を現します。
今日の月は半月より少し膨らんだ様子で、五重塔の上に浮かんでいます。



夕方近くなので夕日を浴びて、すこしオレンジかかった様子。



 



ちょうど、五重塔の初層と東金堂後堂の特別公開もやっていたので、とりあえずチケットを買って南円堂に歩を進めます。
その途中にある中金堂の再建場所を横から眺めました。
昨日立柱式があったとか。
立派な柱が立っていました。
この太さの柱を取れる材木(ケヤキ)は二本になく、外国(カメルーン)からとりよせたそうです。



 



南円堂。いつもは立っていない幡がお堂の前に立っていますね。





お堂の中へ入堂し、不空絹索観音像と四天王像(国宝)を拝観し、
中で読経してきました。



そして再び五重塔の初層と東金堂を拝観しました。
五重塔の芯柱を中心に薬師三尊、釈迦三尊、阿弥陀三尊、弥勒三尊が安置されています。
東金堂には薬師如来坐像、日光・月光菩薩立像、文殊菩薩坐像、維摩居士坐像、四天王立像、十二神将像、
そして今回特別公開の後堂には阿弥陀如来の板絵、「踊り大将」といわれる正了知大将像が安置されています。



今日は本当、いいものを見せてもらいました。



さて、東金堂を出たところそこでなにやらTVの中継中。
滝田栄さんがいらっしゃいました。



 



そのままぶらぶらと歩いてJR奈良駅まで戻るとあたりは真っ暗。
ポカンと空に浮かぶ月が。




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