涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

大阪市立東洋陶磁美術館:ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器 IMARI

2014年08月22日 | 外出・旅行

今大阪市立東洋陶磁美術館で開かれている特別展は
「ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器 IMARI」です。

日本初公開品が多数あり、台湾故宮博物院での展覧会が決定しているようです。 

レンガ造りの建物、中ノ島のケヤキの林の中にある、落ち着いた雰囲気の美術館です。

  

 

17世紀初頭、肥前国(ひぜんのくに)の佐賀県有田一帯において、日本で最初の磁器がつくられました。朝鮮半島の技術を基礎に、当時日本で人気のあった中国・景徳鎮(けいとくちん)窯の磁器を手本とした有田の磁器は、伊万里港から積み出され、全国に流通したことから「伊万里焼」の名で呼ばれるようになりました。
17世紀中頃から、オランダ東インド会社(VOC)によって、ヨーロッパ、東南アジアなど海外に輸出された伊万里は、各地で人気を博しました。
特にヨーロッパにおいて、伊万里は当時の王侯貴族のステータスシンボルの一つとなり、高級実用品としてのみならず、宮殿や邸宅を彩る室内装飾用の美術工芸品として、熱狂的に愛好されました。伊万里には、特別の注文によって西洋風にアレンジされた作品も多く見られ、往時のヨーロッパの華やかな生活文化の一端をしのぶことができます。
本展では、日本初公開となる当館所蔵の輸出用伊万里を中心に、サントリー美術館や佐賀県立九州陶磁文化館の所蔵品を加えた約190作品により、ヨーロッパの宮殿を飾ったIMARI/伊万里の魅力をご紹介します。

(ちらしより)

磁器といえば景徳鎮ですが、ちょうど明→清への移行期のゴタゴタで、日本の伊万里焼がヨーロッパに多く輸出されるようになったそうです。
なので陶磁は景徳鎮の物まねだったわけですが、意匠・技術ともに独自の発展をし、
柿右衛門様式とか金襴手様式などが発展してきたようです。

確か以前は館内の撮影はOKだったと記憶しているのですが 、今は撮影は禁止になっているようです。

ちらし

  
  

入場券

図録は重いし、場所をとるし、今日は絵葉書を購入です。

 
 
 
  
  
  

途中に、記念撮影コーナーがありました。
ヨーロッパの宮殿はこんな風に磁器の壷や甕で飾られていたんですね。 

 
 

自分は事前にこのコーナーがあることを知っていたのでカメラを持って入館し、
職員さんに撮影してもらいましたが、
ほとんどの人はそれを知らずに、「今度来るときは、カメラもってこなくちゃ」と口々に。
って、また来るのか?

途中階段の踊り場から、ガラス越しにケヤキと土佐堀川。

帰りは淀屋橋から地下鉄に乗ることに。

途中川べりに見つけたモニュメント。
大阪とサンフランシスコって姉妹都市なんですね。

 

 



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