朝から良く晴れていたのですが、風があるせいか少し涼しい。
えい、と思い切って今日も自転車で出勤。
昼過ぎに空を見ると雲が湧きあがってきて、その隙間から青空が覗く天気。
これなら、奈良公園まで自転車で行けるよな、
そう思って奈良公園のさらに東にある「入江泰吉記念奈良市写真美術館」へ。
JR奈良線を越えたあたりからグングン坂を昇って東大寺大仏殿前へ。
そこを右折し南へ向かいます。
飛火野を越え、今度は坂を下って、奈良教育大学の南まで。
そこを左折、今度は坂を昇って昇って昇って・・・
新薬師寺への道しるべにしたがって、途中で左折してしばらく行くと右側にあるのが目指す美術館。
途中で雲が晴れ、肌がジリジリ焼けるのを感じます。
日焼け止め塗ってきて良かった・・・
美術館に着くと汗ビッショリ。
持っていった冷やしておいたタオルで汗を拭い、
トイレで下着を交換です。
美術館は午後からは無料です。
家で過ごさず、美術館に来て涼んでもらって節電に協力しようという方針のようです。
今行われているのは「記紀・万葉プロジェクト」の一環としての特別展
「入江泰吉 神宿る大和」です。
日本最古の古典『古事記』が完成して1300年が経ちました。『古事記』として耳慣れた書物ではありますが、内容を語るのは簡単ではありません。『古事記』は飛鳥時代、天武天皇の勅命により、『帝紀』『旧辞』の誤りを正したものを稗田阿』に誦習させ、天武天皇崩御後、事業を受け継いだ元明天皇の時代に太安万侶が撰録し完成(712年)させたものです。『古事記』には、天地のはじまりから日本誕生の神話、そして歴代天皇にまつわる出来事などが物語風に記されています。その『古事記』編纂の地である奈良には、ゆかりの場所が伝承として残り、 1300年経った今なお私たちに神秘とロマンを伝えています。
今回、当写真美術館では『古事記』をテーマに入江泰吉作品による展覧会を開催します。写真家・入江泰吉は、約半世紀にわたって奈良をテーマに作品を撮り続けました。中でも、奈良の歴史に重点を置き『古事記』『日本書紀』『万葉集』といった歴史的書物を紐解いて自身のイメージする古代の情景を作品で表現しようとしたのです。
本展では、『古事記』に記される天地開闢の舞台「高天原」の伝承地のひとつ御所地方、神倭伊波礼毘古命(=神武天皇)の「神武東征」経路である吉野・宇陀地方、大物主大神が登場する「三輪山伝説」の三輪地方、雄略天皇と葛城一言主大神にまつわる初瀬地方と葛城地方など、神話や伝説の舞台を入江作品で紹介します。 (パンフレットより)
キリスト教における神や、仏教における仏とは違って、
古事記の神々や天皇は人間臭いんですよね。
大暴れをしたり、浮気をしたり・・・
美術館の庭に、蓮が植えられている鉢が二鉢置かれています。
朝くると割いているのを見ることができそうですね。
美術館の中から(上)、外から(右)の様子です。
ちょっとあたりをブラリ。
高円山が間近です。
8月15日に大文字送り火が行われる山です。
この付近の住居の庭にはいろいろな花が植えられています。
全部名前がわかるといいのですが…
人参木(ニンジンボク)。これは木の根元に名前を書いた札が指してありました。
これはムクゲですね。
ランタナ(七変化)。
キョウチクトウ。
さだまさしさんの「女郎花」という曲に出てきたのを思い出します
夾竹桃の花は 紅い花
私の涙は 銀の鈴
お諏訪の森の風は 日見の峠を越えてくる
親の便りを乗せながら
あの人の面影を しのばせて
しかし、その幹、とんでもないことになっています。
百日草
カンナ。
石榴(ザクロ)。お釈迦様が子供を食べる鬼神「可梨帝母」に柘榴の実を与え、人肉を食べないように約束させたといいます。
それ以降可梨帝母は鬼子母神として子どもの守り神となったそうです。
小さい頃庭の石榴を取って食べた思い出があります。
無花果(イチジク)。
これも実家の庭にありました。
樹が弱いから樹に登ると叱られました。
これもよく食べたなー。
マツバボタン。
さて、このあたりからわかりません。
最後の花の向こうには、御蓋山が見えています。
ここからだと春日山と離れて見えるんです。
柑橘の実が生っています。
最近は携帯で写メは撮らなくなりましたが…以前は草花を沢山保存に入れています。
今、一番好きな草花は「露草」 青い薄い花びらで触れば傷付きそうな素朴な花です。美人薄命って言うけど…うん、私的にはそんな花かな!?
百日草の下のダリア…となってるのは、もしかしてカンナ!?
5枚目の真ん中の黄色い花は「キンパイソウ=金梅早」 のような気がします。
微妙に花びらが違うような気もしますが…。
ウツボグサ=靭草も可愛いですよ。今度見つけて下さい。
ダリア→カンナですね。
訂正いたしました。
ウツボグサ、平城宮跡のいたるところに咲いていますね。
その名前知りませんでした。
ネットで画像を探して、あ、これ何度も見たことがある!
と気づきました。
色々ありがとうございます。