小学3年生から10年間ピアノのレッスンに通い続けてくれた藤浦達也君が、希望の大学に合格し、地元を離れ4月から花の大学生になります
幼い頃の彼は、のび太君のようにメガネをかけていて、と~っても真面目その真面目さをどう崩そうかしらなんて思った位のカチカチぶり・・いや~硬派な少年でした
お稽古初日に「毎日ピアノの練習を続けましょうね」と言った私の言葉を忠実に守りこれは本当に素晴らしい『もっと練習してきなさい』なんて注意した事は一度もありません
高校受験の時すら一度も休んだ事が無い位、ピアノと上手く付き合えていたんです
小学3年生からと、少し遅いスタートではありましたが、まじめにこつこつ努力するタイプで、どんどん上達していき、本当に優秀な生徒さんでした
ティンカーベルのコンサートも、いつもお母さんと達也君と2人でお越し頂いていました。
2人はとても仲良しな親子。お母さんは、いつもそっと達也君を見守っていらっしゃって、『どうやったらあんな良い息子に育つのでしょうか』なんて他のご父兄が羨むほど、良い関係でした
お母さんは、さぞかし寂しくなられる事でしょう
どんな時も穏やかで優しい達也君。高校生になり、年々素敵な青年へと成長していく彼を、前回の発表会で連弾した時に、頼もしく感じるようになりました
そう、私とは何回も連弾しましたね、「星空のピアニスト」「ミッション・インポッシブル」「リベルタンゴ」どれも印象深い曲で、楽しく演奏しましたね
ジャンルを問わず、いろんな曲にチャレンジし、どんな曲もしっかり弾きこなしていました
これから先いつどこでも弾けるようにと、頑張って暗譜したショパンの「ノクターン」
彼女に捧げる為のエルガーの「愛のあいさつ」
どうか忘れずに、弾き続けて欲しいと思います
そして、これまで磨いてきた感性を大切に、大きく羽ばたいていって下さい達也君らしく ずーっと応援しています
そしてお母さんお父さん、長い間送り迎えご苦労様でした
私を信頼し達也君を任せて下さった事に心より感謝致します。
今日はお父さんの手作りのお赤飯を頂き、本当に本当に嬉しかったです
美味しく頂きました ありがとうございました
おめでとうございます。
ピアノを息子に習わせている母として
藤浦さん親子は理想のお二人です。
ノクターンを聴いたときは「こんな曲が弾けるようになってくれたら」
と憧れましたし
リベルタンゴのときは「先生と立派に連弾できるまで続けてほしい」
と思いました。
素敵な好青年に育てられたお母様に 私も直接育児方法をお聞きしたいくらいです。
我が家の次男も、藤浦くんをんを目指して頑張っていってほしいです。