おはようございます。
母と二人で、京都・奈良へ出かけました。
久しぶりの旅は、天気に恵まれたうえ、
大好きな桜も美しくて・・・古都の春を満喫でした。
春爛漫の母娘旅について、どうぞ、おつきあいくださいませ。
（京都 某寺にて桜を愛でる）
80代を越え、昨春、シニアマンションへ引っ越した母。
好きな庭仕事に精を出し、安心、快適な暮らしを楽しんでいます。
でも・・・会う度に、どんどん「おばあちゃん」になってきました。
「いつまで旅に出られるかなぁ・・・」
本人も、そんなこと申します。
母も私も、3回目のコロナワクチン接種も済ませたし・・・
高止まりとは言え、とりあえず状況は落ち着いているし・・・
出かけるなら、今が良いかもと、娘としては考えていました。
（京都 某寺からカイドウを眺める）
旅に出たい、もうひとつの理由が甥っ子（継之助）。
あんなに小さかった継之助は、
今、ママ（義妹）の実家から京都の大学へ通っています。
2年前の春、京都へ旅立つ甥っ子に、
「今度、伯母ちゃん（私）と一緒に、京都へ旅行するから
そのときは、継ちゃんが、案内してね」と、母は、繰り返していました。
コロナ禍が落ち着いたら・・・と思っていたのに、なかなか・・・
そのうちに母の環境も変わり・・・
（東寺の夜桜ライトアップ）
そうこうしているうちに、継之助は3年生になりました。
来年3月には、正式に就活も始まります。
「今が良いかも」・・・ではなくて
行くなら、今だっ！
そうは思うものの、コロナ感染への不安は拭えず・・・
小心者ゆえ尻込みして・・・グズグズ。
（東寺の夜桜ライトアップ）
そんなとき、夫が言ってくれました。
「お母さんが、元気なうちに
行っておいた方が良いよ」・・・
自分の両親が、90代とはいえ、
あっという間に動けなくなってしまったのを
目の当たりにした人の言葉です。
それが背中を押してくれました。
（東大寺大仏殿 ちょうど仏生会でした）
もちろん、母は大喜び。
「奈良の大仏には、絶対に行きたい！」
そんな希望から、京都と奈良に一泊ずつ。
予定も天気次第と、お宿以外は真っ白な旅・・・となりました。
肝心の甥っ子も、新学期の合間を縫って、合流しています。
こちらの期待以上に、つきあってくれて・・・
母も、私も、楽しいひとときとなりました。
（東大寺二月堂から）
正直言うと・・・
母の現実を目の当たりにし、苦さや切なさもあるのですが・・・
爛漫の春の記憶を大事にしましょう・・・
中身のギッシリ詰まった、3日間・・・
どうぞ、これからも聞いてやって下さいませ。
まずは、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
