お正月、お茶のひとときは・・・
縁起物で、かつ雅びに、まいりましょう♫
まず、お茶は京都・一保堂の大福茶。
お正月にの大福茶は、京都の習わしだそうです。
関西時代に、生粋・京女の友人が淹れてくれて、知りました。
平安の昔、都に疫病が流行ったとき、お坊様がお茶で病を鎮め・・・
帝は、これを喜ばれ、以来、元旦にお正月を服されたとか。
そこから、王が服す→おうふく→大福→今の大福茶となったそうです。
お店によって、大福茶の中身はいろいろながら、
一方堂さんは、「ちょっと贅沢な玄米茶」・・・
香ばしく香ります。
そして、忘れちゃならない「花びら餅」。
こちらは、四半世紀以上前に、初釜で覚えたお菓子です。
毎年、師匠が用意して下さった花びら餅・・・
まず、愛らしい姿に、皆で歓声を上げ、
ゴボウと白味噌の取り合わせの妙と、その甘やかさに、
うっとりでした。
(ふるや古賀庵の「花びら餅」です)
大福茶も、花びら餅も、私にとっては、大事な想い出の味。
お正月、今、夫と二人で穏やかにいただきながら・・
懐かしい時間へと想いを馳せてもいます。
わたしのお正月も、そろそろ60回になろうかと・・・w
日常の中に顔を出す想い出が増えていくのは、
悪くありませんね~♫