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平成★両親の見た敦煌

2023-08-13 | 旅行
30余年前、平成の頃、
今、80代の母が旅した敦煌。

親しくしていた、上海出身の青年を案内役に、
父と母との個人旅行でした。

インターネットなんて知らない時代、
中国だって、今ほど豊かではありません。
そんなときに、よくぞまぁと、驚かされます。





きっかけは、平山郁夫画伯の「敦煌」を描いた
一連の作品に憧れて、だそうです。

まずは、仏教遺跡・莫高窟(バッコウクツ)。
広い砂漠の中に、仏教遺跡が
突如として現われます。(冒頭画像も)




(↑)建築物の奧に、たくさんの洞窟があり、
大小合わせ500近い石窟があるのです。

とにかく石窟数が多いので、
有名どころだけを見て回ったとか。

それでも、塑像や壁画に圧倒されたと、
1番、熱く語ってくれました。



わたしが、母の話で印象深いのはオアシス(↑)

莫高窟の周りは、オアシスが広がっています。

緑の中にブドウ園があり、
家々では、ブドウの実を乾かし「干しぶどう」を
作っていたとか。

観光客相手に干しぶどうを
売っている家もあったそうで、
貴重な現金収入だったのでしょう。


収穫した葡萄やレーズンを運ぶのは、ロバ。

朝早く歩くと、車なんて走っておらず、
通りはロバばかり、
庶民は、何をするにも、ロバ頼みの頃でした。

今は、当然、モータリゼーション、
暮らしの便としての、
ロバなんて、いなくなっちゃったかも・・・





郊外の湖・月牙泉(げつがせん )では
三人も、観光用のロバに乗りました。

左から母、父、青年、
父だけ、なんか傾いているような・・・w


月牙泉は三日月型の湖、
その後には鳴沙山 、
敦煌を代表する観光スポットです。


砂漠の話は、またいずれ。
本日は、これにて失礼します。

どうぞ、またお訪ね下さいませ。

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おつきあいいただき、どうもありがとうございます。

昨日、連続していた夏の活動が終わり、
仲間内で、軽く打ち上げをしてきました。
わたしも、夏休みです😊 

どうか「優しい風が吹きますように」


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