![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/18/0af25e0788c80580ca93b87760b7f683.jpg)
ウォーキングの途中、
駅の改札で夫を見送るのが、朝のルーティン。
今朝、ふと気づきました。
「夫って、そんなに背が高くないんだな・・・」
チビの私からみれば、夫の背は高いのだけれど、
イマドキ男子の中では、完全に埋もれる、おっさん。
背中もくたびれた感じだし、白髪も増えたよね。
年齢相応の60代です。
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そんな夫の姿から
蘇った旅の記憶・・・
2016年春にチェコの世界遺産
「チェスキー・クルムロフ」へ行きました。
モルダウ川沿いの小さな街です。
プラハから長距離バスに揺られ、
2時間ほどだったか・・・
そこは中世が残っていました。
由緒に惹かれて予約したホテルは
修道院を改装したそうで
造りも朝ゴハンも忘れがたく・・・
街中では、新しい観光の目玉なのか、
4月末、肌寒い日なのに、
ラフティングのアクテビティも見かけています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/cd/a7c15fb75e367fe70fa5ae092a30e573.jpg)
けれども・・・
その美しい街で・・・
忘れられない事件が発生したのです・・・
朝、クルムロフ城が開くまでに、
時間があったので、
お城の売店をのぞきにいきました。
戻ってくると、
夫は、20代後半と思しき日本人男性と、
話し込んでいて.・・・
その人が私をみるなり言ったのです。
「お母さんですか?」
は?
聞こえないふりをすると、
さらに、もう一度、はっきりと。
「お母さんですか?」
なんと、わたしは、
二つ違いの夫の「お母さん」だと、
思われてしまったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/e3/b41f431eb9c34c006444d5a9ab9abc8b.jpg)
実は・・・
その頃・・・
コンプレックスの塊でした。
サバイバーですから、
あの悪名高き治療を受けていまして・・・
副作用も、ふんだんに経験しています。
結果、髪や肌など、体質が激変しちゃいました。
一般的には、治療が終われば、元に戻るそうなので
変わってしまった私の場合は、レアケース。
治療中、緊急入院させられたこともあり、
それだけ身体へのダメージが大きかった、
つまりは薬が効いたのだと思うことにしていましたが・・・
それでも、女性としては哀しい・・・
いろいろ制約があって、
お洒落が思うようにできなくなっていたからです。
一方の夫は、当時、
めちゃくちゃ若く見えたんです!
だからこその
「お母さん」に間違われた事件。
心の底から、ずっしり、落ち込み・・・
以来、夫と出かける度に、
「これなら、お母さんに見えないよね?」と
しつこくファッションチェック、夫も迷惑顔でした。
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でもね!!
あれから7年。
この正月から、グレイヘアにしています。
(→「カラーやめました」)
・・・還暦だもん、
もう、ありのままでいいよね・・・
と言う気分。
意外なことに、
グレイヘアは、服の色を選びません。
これは発見!
それから、
刈り上げ&耳出しのショートヘアなので
イヤーカフも忘れずに♥
そんな具合で、
以前より、お洒落が楽しくなっています。
でもって、
ついに、夫も年齢相応になったでしょ?
あの「事件」は、
今、思いだしても胸がうずくけれど・・・
さすがに、もう「お母さん」には間違われないはず😉
シニアな、お年頃、
いろいろ身体の不調が出てくるけれど、
精神的には、良い意味で、
あれこれ踏ん切りがつき、
楽になった気がします。
欲を言うなら・・・
サバイバー歴、ただいま十数年・・・
これからも、元気に年齢を重ねていけますように。
これに尽きます♫
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おつきあいいただき、どうもありがとうございます。
今週も、あとわずか。
皆さまに「優しい風が吹きますように」
乗り越えられて、身体向き合いながら、今も楽しむぴあ野さん、とても素敵です♥
コメントをどうもありがとうございます。
あの一件は衝撃でしたが、
本当に、今は外観に関しては、とっても楽になりました~
時間が解決ってところも有るのかもしれませんね♫