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来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」♫

2021-05-03 | パフォーマンス
本日は、来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)へ
期待しまくりの、おしゃべりです。
どうぞ、おつきあいくださいませ。



来年度の大河ドラマは、三谷幸喜さん脚本の「鎌倉殿の13人」です。
製作発表以来、久しぶりの鎌倉時代を舞台にしたドラマが、
楽しみで、楽しみで・・・

そんなところへ、先週の新キャスト発表に、アタクシ狂喜乱舞!

市川染五郎さんが木曽義高役で出演と発表されたのです!

きゃああっ!

市川染五郎丈は、松本幸四郎丈のご長男。

幸さまこと、幸四郎丈に心奪われ、はや30年越え・・・
染五郎丈も、お小さいときから存じております。
いつの間にやら16歳の爽やかな青年におなりになって・・・



その染五郎丈が演じる、木曽義高は・・・
木曽義仲の嫡男。
戦乱の世ゆえの悲劇に巻き込まれた人物です。

義高少年は、源頼朝の長女・大姫の許嫁として、鎌倉にやってきます。
幼い二人は、互いに心寄せ合い、やわらかに恋を育むものの
義高は、許嫁とは名ばかりの人質でした。

当時、二人の父親である木曽義仲と源頼朝の関係は、こじれていたのです。

案の定、義仲は裏切り、激怒した頼朝は、義高を殺すよう命じます。
娘の想いを知る頼朝の妻・政子が義高を逃がすものの・・・
結局、捕らえられ、若い命を奪われました。

これを知った大姫は衝撃のあまり、心を病んでしまいます・・・
美しく成長しても、縁談に一切耳を貸さず、義高を想い続け、
短い生涯を終えたのでした。



大河ドラマ「草燃える」で、このエピソードを知り、
当時10代の私は胸きゅんきゅん。
大姫に自分を重ね、妄想三昧でしたw

時は流れ・・・
数年前、朽木祥『月白青船山』(岩波書店)を読んでいたら、
モチーフに、この義高と大姫の恋が使われていました。

朽木氏も、大好きな作家さんだったので、嬉しくて、嬉しくて・・・
鎌倉に、お住まいならではの小説だな、と感激でした。




鎌倉に咲く、イワタバコの花は大姫の化身と聞きます。

毎年、今頃の季節になると、
東慶寺(縁切り寺)のイワタバコの花を見に行きたいなぁと思います。
(毎年、ほぼ、かなわなず・・・今年も無理かな)

その折も折、染五郎丈の義高へのキャスティングは嬉しい知らせでした♫



さて、こんなに騒いでおきながら、「草燃える」の義高役の記憶が
全くありません。

大姫は、幼女の頃を「ニッポンよ、ニッポン♫」で大人気だった
「鳩子の海」の子役・斎藤こずえさんが、
成長してからは池上季実子さんが演じられ、それはそれは美しくて・・・

(Wikipediaを見たら、途中を西尾麻理さんも演じていました)

それだけに、今回の染五郎丈の義高キャスティングが
嬉しくてなりません。

(大姫を演じる南沙良 さんについては、全然存じ上げず、ごめんなさい。
ご好演を期待します)




染五郎丈と三谷氏と言えば、一昨年の歌舞伎座

パパ幸さまが、ちょっととぼけた大黒屋光太夫を演じられています。
染五郎丈は、しっかり者の水夫・磯吉、
子どもから青年へと成長する姿を見事に演じられ・・・

もちろん、さすがの「三谷かぶき」だったことは、いうまでもありません。

染五郎丈の演じる義高への期待も加わり、
「新選組!」「真田丸」に続く、三谷・大河「鎌倉殿の13人」に
今から、ワクワクです。

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お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
書影は版元ドットコムよりお借りし、歌舞伎座の画像はコロナ禍以前に、
鎌倉は、最近、撮影しました。

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