おばあさんの独り言 セカンドハウス生活

最近南越後観光バスで一緒になることの多い、あるおばあさんがおります。大変可愛らしく、品のある言葉を使うので一緒にいて愉しいのです。昨日はバス待ちが40分くらいあったので駅のベンチに腰掛けながらいろんなことを話していました。

• 麻布生まれ、国立小中学校からお嬢様学校に行こうと思ったけど、両親から都立西◯校を勧められて通学した。成績は上位だった。同級生にデビィ◯人がいてとても意地悪な子だった。
• 主人が医者で開業してたんだけど7年前に亡くなった。寂しいから田◯園調布の屋敷から湯沢町に移り住んだ。屋敷に一人でいると怖いから。屋敷に帰るのは年に1回程度。
• 子どもたちは、長男はお見合いで結婚したのだけど相手のお嬢さんが当時の日◯総裁の娘さんで、これはめでたいと父に頼んで渋◯の駅前に大きなマンション建てて、そこの最上階160平米を新居にしてねと待ち構えていたら ◯銀総裁の持ってたマンションに住むことになって悲しかった。
• 昔長女をアメリカの学校にいかせようと何州かまわった。当初2人で行くはずだったんだけど、息子が僕も連れてってというから3人で各州を車でまわった。1ヶ月位かかった。車運転するのは好きだからいいのよ。私が運転したことないのは北極だけ。なぜならレンタカー屋がないから。南極？レンタカーあるわよ。エンジンも普通にかかるわ。懐かしいわね。

ははは、面白いはなし。波乱万丈な90歳、こんな人も湯沢町のマンションにはいるのです。

あさりのバター焼き

海老と玉子のチリソース炒め

2024/04/07　15:27　たにがわ号車内　GeminiPDA