研究留学ブログ~ボストン~

留学までの準備段階、ボストン留学の記録など

サンクスギビングへ向けて (Nov. 21)

2006-11-22 12:05:36 | ボストン観光
昨日(月曜)はDoraとミーティングの予定でしたが、翌週に延期。一応、何を報告するかまとめておきましたけど、来週に持ち越しです。今週、データが増えればいいんですけど。今日はMaryが何やら嬉しそうな感じ。話を聞くと、以前にいたラボから論文がpublishされ、Maryの名前も載っているということでした。私なんかはこの年になると一喜一憂することもなくなっていまして、落ちても過剰に凹まない、通っても喜びすぎない、といった感じの冷めた自分がいます。落ちたら「悔しい」という気持ちをもっと持つべきで、それをバネにして次に進むのが望ましいかと思いますけど、自分の場合は紙一重、つまり「悔しい」という気持ちからマイナス方向へ進む可能性があることを承知していますので、できるだけ感情の波をフラットに近づけるという制御をしてしまいます。ともあれMaryにとってはこの論文が初めてということで、励みになることでしょうし、喜ばしいことです。

火曜。今日も黙々と実験。午前中にWesternの結果を出して、ブロットとにらめっこ。・・・、ネガっぽいデータ。もう一回実験をやってから最終結論を出す予定。午後は培養室に引きこもって、延々と細胞操作。再実験用の準備と、別の実験に使う予定の細胞たちを起こして終了。もう一度ブロットを見直して、いくつか疑問点をピックアップ。何本かのバンドが変化している(モノでは無いがAPP由来であることは確か)のがノンスペなのか、条件特異的に出てくるものなのか。ちょっと考えてみるのも面白いかもしれません。たとえそれが全く関係ないものでも、解釈の仕方をいろいろ考えるだけでも訓練になりますし、次回に似たようなことがあれば、その実験と結びつけて考えることもできますし。全く無視して見過ごすのは簡単ですけど、せっかくデータとして出たものなのでちょいと考えてみようと思っている次第です。

Dooが帰る前にサンクスギビングの予定を聞いてくれました。予定がなければ、家でのパーティーに来ない?ということでした。(;つД`)泣かせてくれるじゃないですか。既に先約が入っていることを伝えて、丁重に辞退。

そういえば木曜のパーティーには何か持っていった方が良いのでしょうか?外国人、パーティーといえば真っ先に思いつくのはダウンタウンのごっつええ感じで松本がやっていた「あんな~、パーティー行かなあかんねん。なんかええもんないか~」というコント(爆)。昔研究室でその話題を出したところ誰も知らなかったという恐ろしい爆弾(笑)。店員役の今田耕司がパーティーに行く外人役の松本の相談に乗るという設定で、今田がおよそパーティーに似つかわしくないものを店の奥から持ち出し、それに対して松本が「そうそう、これをこうして・・・ってアホかー!こんなもんパーティーに持ってけるかー!」とノリ突っ込みで返すというコント。今思い出すと当時としてはシュールな笑いを追及してたなぁと思う作品です。今田が一言もしゃべらないのも面白かったですし、松本の苦しいノリ突っ込みに苦笑いしている姿も面白かったです。って、全然関係ないことを思い出したりしましたけど、赤ワインでもと思っております。

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