Towards the Universe....

~Miyuki Ito-Composer's Life~

10/17 宗次ホールコンサート(宣伝)

2013-08-21 20:06:58 | ♪music/私の音楽に関する全て!?

こちらは、宗次ホール10/17@1:30pm~のフランス人ビオラ奏者のクリストフ・デジャルダンのソロリサイタルのチラシです。

このコンサートのためのヴィオラソロの作品を現在、作曲中です。ソプラノ作品のスコアを完成後、すぐにヴィオラにとりかかっている最中です。時間が迫っているので、一日たりとも手を抜くことができず、とにかく、五線紙に向う日課となりつつあります。こちらは、エレクトロニクス無しのソロ作品です。ヴィオラソロは、始めてですが、ヴァイオリンでもなく、チェロでもなく、ヴィオラの特性を生かしてと考えると、かなり難関です。

ところで、デジャルダン氏は、現代音楽のエクスパートで国際的に有名で、数々の著名な作曲家の新作を初演しており、過去にアンサンブルコンテンポランのメンバーでもあり、とにかくすばらしいヴィオラ奏者です。去年、東京でのピアニストのポリーニとの共演のコンサートに招待されてみに行ってきました!とにかく、すばらしい演奏でした。ソロ演奏を聴くのが楽しみです!みなさんも、是非ともライブで聴いて欲しいです!

今回の名古屋公演では、ランチタイムコンサートということでホールの要望のために、バッハをはじめクラシック作品が中心となっています。私のみが現代作品です。バッハと並んでプログラムにあるというのも、すごいことです バッハへの敬意を表して作品を書こうかなとも思いましたが、やっぱり、考えた末に別のアイデアで取り込んでいる所です。

今回も自作に風鈴を使用します。何度も自作に風鈴を取り入れているのですが、(学生時代からですので、かれこれ、何年??)やっぱり風鈴の音色好きです。今回のタイトルは、『Fading Beauty (2)』。実は、このタイトルは、学生時代にカーネギーホールでのアンサンブル作品のために書いたものが(1)です。日本的な美的感覚をもとに、『花は散るから美しい』というような。ということで、日本語タイトルは、『枯凋の美』と決定! 風鈴の音の残響、余韻をヴィオラで奏でるような、私が名付けているColored Silence、色のあるサイレンスを、ヴィオラの音色で繊細な音響を創造しています。

ところで、一体、何個の南部風鈴をもっているのだろうか? 楽器として所有しているのだけど。と、昨日も夏の終わりのセールで1個ゲット。どれもみんなピッチが微妙に違い捨てがたいです。この夏にもう1個くらい、低音域の風鈴を買いたいなあと考え中です。どこかに売ってるかしら?

順調に今月中に完成できますように




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