「ゆったりマレーシアの旅」
北海道高等学校地理教育研究会の2度目の海外旅行でマレーシアに行きました。
マレーシアの巡検では首都のクアラルンプールを中心に見て回りました。今から20年も前のことです。
ツインタワーがあり、都市としても大きく成長していました。古い建物は文化遺産として残しているとのことで、意外な違和感がのこりました。
ガイドが、「この街の停留場には時刻表がない」と言われ、「ほら、乗客はバスの来る方を見ていますでしょう」と言います。
その時はそうなのか、と思いましたが、北海道に帰ってみると、乗客はバスの来る方を見ているではありませんか・・・・。
時刻が定まっていても、バス待つ心はバスの来る方を見てしまいます。
クアラルンプールでは乗り物が定刻に来ることはなく、マレー半島を汽車で南下して途中まで下がり、バスでシンガポールに入る時にも何度も念を押されたのは、「汽車は時間通りに来ませんので、早めに駅に集合のこと」という事でした。
朝は早かったのですが、皆は真面目にクアラルンプールの駅に集合してました。
汽車が不定期に近いというの話は発展途上国ではよくある話ですが、首都のクアラルンプールとしては驚きでした。
※ マレー半島を南下しながら、気になる話がありました。「日本の年金であれば、メイドを一人抱えて家も良い家に住めて暮らせます」「ぜひ住みに来てください」とのはなしでした。その後誰一人として行ったという話は聞いておりません。
同じ話はテレビで何回か放送されており、メイドを雇って生活できるのなんて、何と夢多い話なのでしょう。
※ 当時、フイルムカメラでしたので、いまここに写真はお見せする手間がありません。