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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ライラックの季節 今年も寒い「リラ冷え」

2012-05-23 08:23:16 | 自然
桜の花の寿命は短く、花見もあっという間のひと時です。短いだけに感動はひとしおと言えます。桜の季節は思いのほか気温も高くなり、いちように心の温かさを感じます。
札幌では桜の季節が終わるとまもなく「ライラックの花」が咲き始めます。ライラックは札幌の市の花に指定されていますが、5月23日(水)から「札幌ライラックまつり」が行われます。札幌にはライラックに関して特別な言葉があります。それが「リラ冷え」という言葉で、この花の咲く季節になぜか冷え込む(寒い日が続きます)のです。渡辺淳一の小説に「リラ冷えの街」というのがあって、一躍札幌のこの季節の言葉になりました。今日も寒い日となっております。
大通公園には400本のライラックがあり、今は白のライラック(30本)が満開となっています。紫の花(370本)は少し咲きかけています。ライラックの花は長もちして長い間花を楽しめるのも皆に歓迎される要因となっています。
また、昨年(平成23年)公園が開園されました「創生川公園」でも時期をずらした、6月1日(金)~3日(日)に同じく「創生川公園ライラックまつり」(南3条・狸小路と二条市場の間)が行われます。ライラックにもいろいろ種類があって、外国から取り寄せられています。創成川公園には30種類のライラックがあり、本数も200本が植えられています。
もうひとつのライラック公園として知られる「川下公園」(札幌市白石区川下2651番地3)でも「川下公園ライラックまつり」が6/2(土)~6/3(日)行われます。この公園には約200種類、1700本のライラックが咲き乱れます。
カムイラビットの家では5本のライラックがあり、白の花は咲き出し、薄紫、濃い紫はこれから咲く事でしょう。

※ 原産地はバルカン半島、アフガニスタンなど。
※ 花
  花はひとつひとつの花は筒状で、先が4つに切れ込んでいます。ごくわずかですが5つに切れ込んだ花もあり、幸せを呼ぶもの  としてむ喜ばれています。

★ ライラックの別名はリラ、ムラサキハシドイ、ハナハシドイがあります。漢字書きは「紫丁香花」ですが、香花と書かれるよ うに匂いがすばらしく、好のまれる花なのです。

★ 北海道の古来の樹木に白い花を咲かせる「ハシドイ」という木がありますが、これもライラックの仲間の木です。この木の花  も香りのよい匂いを発しています。

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1 コメント

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Unknown (きりん)
2012-05-24 11:24:47
こんにちは!昨日北の映像ミュージアムでお話させて頂いた学生です。
公立高校にお勤めだったのですね。ブログにも勉強になるお話がたくさんあって、感動してしまいました。
あの後、大通り公園を歩きながらこの記事を読んだのですが、見上げればリラが綺麗に花咲いていました。ふんわりと甘いような香りもして、春だな~とにやけていたり…。
映画のお話も、細かくありがとうございました!色々と調べてみたいと思っています。とっても楽しい時間を過ごすことが出来ました。奥様にもよろしくお伝えください(^-^)
それでは。
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