「冬は漬物持ち寄り おしんこ会議」
むかしの家庭では、冬は何はなくともお新香があれば これで良しでした。
各家庭で作られるお新香はそれぞれに味が違い、冬は漬物談義が始まります。の母さんたちが漬物を持ちよって集まるのが楽しみの一時でした。
むかしはこれと言ってお菓子がいくらでもある時代ではなく、生活は裕福ではありませんでしたが、漬物があれば満足なのでした。
親から受けつがれた漬物の味は子供に覚えられ、しばらくのあいだは作られたのでしょうが、今になっては漬物を作る家庭は大半がなくなりました。
懸け大根をしている家もまれにしか見られなくなりました。
今年近所(札幌の郊外)では1軒半ほどの家で見られましたが、秋の風物詩が見られなくなってしまっています。
4年前だったでしょうか、襟裳岬で浜風に充てて懸け大根をしている家を東洋の浜で出会いましたが、浜風に当てた大根漬けは格別なものであろうと思うのでした。
我が家では懸け大根干しをして、今年もカボチャ漬けを行います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます