雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

何事も 前向きに考えよう

2014-01-11 10:57:19 | 教訓
北見市に葬儀に行っていてブログを3日ほど休ませていただきました。
札幌から北見まで近いようで、いざ行って見ると北見は遠い所だとつくづく思います。特急での往復で、帰りの10日は旭川、岩見沢などでの大雪で汽車が遅れ、地下鉄(東豊線)栄町駅からハイヤーで家にたどり着いたのは夜12時も過ぎておりました。

カムイラビットの姉のご主人(義兄)福田昭三氏が亡くなられ、葬儀が北見のセレモニーホール「いいだ斎場」で9・10日に行われました。義兄は網走管内の小・中学校に務められた方でした。家族葬で行うとの事でしたが、新聞の「おくやみ欄」を見て多くの方が参列されて下さり、姉は「教員をしていたら、いつまでも先生なのね」と感謝しておりました。「いつまでも先生なのね」の言葉に義兄の素晴らしかった教員人生を思い知ったのでした。

いつもお坊さんのお説教はありきたりと思う事が多いのですが、今回の浄土真宗本願寺派のお坊さんのお説教は話し方が分かりやすく、私の心に残りました。葬儀参列者はお年寄りの方が多かったようで、お年寄り向けのお話となっていました。

「太陽の塔」作者の岡本太郎の母親岡本かなこさんの話を引用して、「齢を重ねることによって分からせてもらう事がある」といいます。「齢により分からせてもらうこと、そうだったのかと受け止めれるようになること、そして味わう心が持てるようになる」と話します。これこそ仏法の教えそのものなのですね。

「愚痴が感謝に変わる知恵」が必要ですとお坊さんは話します。もろたもろた愚痴が感謝をもらう知恵。
出来事をどうとらえるか、愚痴とらえるか喜びととらえるか、「物事は前向きにとらえましょう」と話されました。

「補聴器が必要になるほどもうろくになりました」 と愚痴をこぼすのではなく「補聴器を必要となるまで長生きさせていただいてます。このように愚痴が感謝に変わる知恵を持ちましょう。」というようなおおらかなお坊さんのお話しでした。

※北見の10日(金)の朝は非常に寒くて零下16度に下がりました。札幌に戻った夜も冷え込んでいて、電気ヒーターを入れていったのでしたが、ある一定時間になると電気が切れてしまうらしく、部屋の中の温度が0度となっており、あやうく家の中に入れてある鉢植の植物を枯らしてしまう寸前でした。 

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