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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

郭公が鳴いた 畑作業大忙し 

2014-05-29 21:57:25 | 

郭公の鳴き声を今日初めて聞いた

昨週はまるまる寒い日が続きました。これを渡辺淳一は「リラ冷え」と表現し、「リラ冷えの街」という小説を残しました。

リラ(ライラック)の花咲く頃は気温が低くなる気圧配置となり、連日冷え込むのです。これはリラの花が長く咲いている事につながり、リラの花を連日楽しめむ事ができるのです。そして今週に入り、急に温度が上がり大通公園のリラ(ライラック)の花も終わりとなりました。気温の高さにはライラックの花も耐えられません。昨日(28日)は札幌でも25度Cと気温が上がり、今日も一日暑い日でした。この連日の暑さで一気に植物が成長し出します。雑草も伸びて草取りに追われます。

木の葉も青々しだし、葉を食べる虫も豊富になり、小鳥たちの餌になります。虫が多くなるころやってくるのが郭公です。今日29日午後、今年始めてカムイラビットの別荘(?)地で郭公の鳴き声を始めて聞きました。私の今年始めてのカッコウ初日です。郭公は託卵するというずうずうしい鳥として知られ、人に嫌われたりして居ますが、鳴き声を聞くとようやく夏が来たという心地がして心が弾みます。このカッコウ・カッコウという鳴き声はむかしから人々を励まして来たのです。

そういえば、その数日前から「キョっ・キョ キョキョキョ、キョっ・キョ キョキョキョ」と鳴く鳥が別荘(?)近くにいて、「ウム何と言う鳥なのやら」と思っていたのですが、たぶんホトトギスであろうかと結論付けしました。ホトトギスもカッコウと同じく託卵する鳥なのです。

「カッコウの鳴き声を聞いたらもう霜も降らない」とむかしからいい伝えられ、豆の種蒔きが解禁となりす。我が家の畑作業もこれから急がなければなりません。

このごろは、季節を待てない人が多くなり、植えた苗が霜にやられたと自然を憎む人も居ますが、むかしからの言い伝えは貴重と言えるでしょう。これからでも遅くありません植えた種は一気に追いついてくれます。

 


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