雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

早起きは三文の得 小鳥たちの声で一日心晴々

2012-06-16 14:31:56 | 
この春は、毎日小鳥たちの声で心が満ちています。小鳥の声は朝早くが最高です。
カムイラピットは鳥の専門家でなく声の主の小鳥の名前まで紹介出来ませんが、早朝はいろいろな小鳥たちが競って鳴いています。この地では中でも雲雀の声が他に勝って多く聞こえています。中にはオオヨシキリの声でしょうか、雲雀の声に混ざって聞こえてもいます。もちろん、郭公の声も遠くから、近くからと聞こえてきます。
早朝は菜園に水をやり、雑草を抜いたり、成長した野菜を採取したりと農作業をしていますが、作業をしながらの鳥の鳴き声は都会の人には味わえない心のいやしとなります。
今回は、今朝の出来ごとを紹介します。
畑の横に取り残した背丈の短い草原(くさわら)があり、そこに雲雀が巣を造りました。道路沿いなのでなんでこんなところに巣を造るのか不思議でしたが、畑仲間4人がひなの成長を見守っていました。
最初は卵が4個、しばらくして2羽のひながかえりました。このあいだ見たときには、2羽が黄色い嘴をあけて声を立てずに餌をねだっております。昨日の朝は親鳥が餌を取りに出ているらしくひなは健在でした。居た居たとその成長を楽しみにしておりました。
今朝、5時半ごろに、畑に出たついでに巣を覗きましたら、親鳥が巣から出て来て、羽を垂れて怪我でもしたかのようなしぐさで私の先を傷ついたかっこうで這うように巣から離れていきます。私からの距離は離れません。
昔から親鳥はこの様な動作をすると聞いていましたが、目の当たりに見たのはこの時はじめてでした。ある距離をおいて、地面にへばりついて、怪我をした姿でこちらの動作をみております。かわいそうなこと(巣を覗く)をしたと思いながら畑の仕事(トマトの苗植え作業)をしておりました。その後畑仲間が間もなくして来て畑を見ていました。
私も、親鳥は巣からは離れているし、「雛がどうしているのかな」と見たくなり、再び巣を覗き込むと驚きました。どうしたというのでしょうか、巣にはひなの姿が見られず、畑友を呼び確認してもらいました。「小さいひなだから巣立つ事はまだ考えられない、狐かカラスか散歩中の犬か、ネコにやられた(食べられた)のであろう」と話し合ったのでした。
家に帰り、この事をラビ妻に話しましたら、「親鳥が偽証の怪我をおった姿で巣から離れた後に、ひなが自力で巣から出て隠れたのではないか」というのです。ラビ妻の話のようであればよいなと心から願ったのでした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿