「チョウセンゴミシ」
北海道医療大学の「薬草園」に、チョウセンゴミシのコーナーがあります。
地方に住んでいた当時、野山歩きの中で何度もお目にかかった蔓性の木です。
実は秋に真っ赤になるので、野にあっても目立つ存在です。その御蔭で名前は昔から覚えていました。古くからの付き合いです。
実をつまんでかじったこともあるのですが、特別な味であったのです。植物の名前からして毒性のもので無い事が想像されたので口にしたのでした。
このごろ見た本に「熟した実は焼酎漬けにすると良い」と書かれてあったのですが、今ではそう簡単に見る事が出来ない植物となったために、まだその試みは出来ていないのです。
同大学の薬草園に出向く度にチョウセンゴミシの色づき具合をチェックします。昨年は実の付き方は少なかったのですが、今年は実の付き方も良く真っ赤に色づいていく様子が面白く、楽しみにしています。
2017・8・13 撮影。
2017・8・27 撮影。14日も経てば赤く色づき綺麗になりました。
昨年、滝のすずらん公園内のボランティアガイドで一部園内を案内を頂いたのですが、なんとチョウセンゴミシがひそかに生存していたのでした。案内者も名前が分からずでしたが私が教えることになったのでした。