「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」
あと何日かで、「レオナルド・ダ・ヴィチ展」が終わるのでと言うので、それでも急いで11日に見に出掛けました。
終わりに近い祭日とあって見に来ている人が沢山でした。
展示の内容はなかなか優れたものがありました。我が家ではいつもそうですが、はじめから終わりまでじっくり展示物を見るやり方をしています。
気づいて見れば5時間も見ていたことになります。「今回の展示は見て良かった」と内容の良さに感心したのでした。
戦争の絵のすごさがありましたが、多くの画家にその絵の影響が残されたそうです。
現在ダ・ヴィンチの絵はモナリザなど14点ほどしか残っていないそうですが、絵の他にいろいろな道具を発明するなど優れた人物であったことが分かります。記録は精密で驚きです。
はっきりメモしてきませんでしたが「一日十分な仕事をしたらその夜はじっくり寝ることができます。人生も満足する仕事が出来れば安らかかに死ぬことが出来る」このような内容のコーナーがありました。
この掲示をみて、先日亡くなられた日野原重明さんを頭に思い浮かべました。
数年前、藤女子大学(札幌)の講堂で日野原さんの講演を聞いた折り、「飛行機に乗っているときも原稿を書いていて無駄な時間などありません」の話がありましたが、本当に忙しい方なのだと思っていました。
ダ・ヴィンチの「人生満足する仕事をしたなら、安らかな死が出来る」とあったのは日野原さんそのものであったと思ったのです。