「2月のナナカマドの実」
ナナカマドの赤い実に似合う小鳥は、何といってもキレンジャクです。
「窓から見える隣のナナカマドの実にびっしりキレンジャクが群がって食べている様子は見事ですよ」と知人が話す年がありました。
この様なキレンジャクの写真が撮れればうれしいのにいまだかって、出会っていません。
残念ながら近くのナナカマドの実に群がる小鳥はムクドリです。
たまあにヒヨドリも5匹ほど群がる姿を見ています。
ヒヨドリは渡り鳥のはずなのに、近年ではナナカマドの今の季節に食べに来ているのです。
ナナカマドの実が熟んだ姿を見たことがないと思いますので、3日前に撮ったものがありますので、お見せいたします。
街路樹として植えられたナナカマドは、人があまり通らないところから姿を消し、ゴミ捨て場の人が良く来る場所だけが残っていましたが、とうとう今日で完全に食べられてしまいました。
なかなか消化が悪い食べ物らしく、電線の下に十分に消化されないまま糞として垂れ流されています。
電線下の垂れ流された糞も2月の風物詩(?)と言えるのかもしれませんね。