野の花に魅せられて 我が家の庭も様変わり
野の花と付き合っていると、心が体の奥底からなごみ、花壇の花とはまたく違った味わいを受け取る事が出来ます。毎年何気なく見ていた野の植物たちも、このごろでは心行くまで味わう事が出来るようになりました。
植物としてと゛の花も心を癒してくれますが、どちらかと言えば野の花の方が身体の芯からの安らぎを与えてくれる柔らかさがあるように思えるのです。それは、そのむかし人間が野生に生きていた動物であったからであろうと、かってに思っています。
花の大好きな人が庭作りに最初に入った時、きらびやかな赤色系統の花を多く植えて楽しみますが、ガーデニングを長年していて、精通してくるとブルー系やらホワイト系、薄紫系へと落ち着きの庭づくりへと変わりるらしいのです。
また長年ガーデニングを手掛けたことのあるお友達からアドバイスを受けたりすると、いつの間にか山野草系の花を庭に植え出し、自然系のある庭へと変化して行くもののようです。
ラビ妻の作る我が家の庭も自然系の雰囲気のある山野草の花のある庭となっています。シダ(コゴミ)やらマイズルソウ、クルマバソウそれにフッキソウ、トクサなども庭に植えられ、自然味のある庭になっているのです。ブルーベリー、ブラックペリー、ナツユキカズラなども風情があります。
ブラックベリー 庭の第三のシンボルとなっています。みが熟すと黒色になり、庭で楽しみながらつまみます、花は少し大きく、白色で清楚です。
自然系の庭にするとよい事があります。それは何だと思われますか、考えて見て下さい。
それは、山野草は宿根生のものが多く、毎年費用がかからないという事です。ラビ妻のやっている我が家の花壇は多くを宿根生の植物に切り替えており、以前までは毎年万円以上の費用がかかっていたのですが、近年では数千円で済むようになりました。
道路から玄関までの我が家のフラワー通路、左がミント 右がオダマキの花、今ではオダマキの花も終わりかけています。
道路から我が家の玄関までの約25メートルほどの通路には、マイズルソウ、オダマキ、ハーブ類、野のスミレ、早春にはフキノトウが出てきたり、一時期にはクサノオウやらフキノの葉が道案内になったりと楽しい雰囲気を醸し出してくれています。花が少なくともその路を歩くと心がなごんでいます。