雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

吹雪の恐ろしさ 

2014-02-18 21:36:13 | 自然
雪が大降りになり風が吹くと交通不能になったりします。地吹雪に合うと大変な目に遭います。

北海道の雪は、ただ降っている時は「雪が良く降りますねえ」とか「雪除けはもういやになりましたね」など位の話になりますが、暴風雪の俗に言う吹雪の気候となるとただ事では済みません。命にかかわります。

道内を襲った昨日からの吹雪で、北見・網走地方は交通不能となり、ちょうど私立高校の入試日とぶつかり、網走市の試験会場では期日が延期になりました。北見市でも試験時間を遅らせたほどの雪の気候となりました。
この季節、昨年は道東で、車運転の途中吹雪にあい、9人もの人が亡くなりました。吹雪は恐ろしいものなのです。前方は見えぬは、吹きだまりが出来るは、吹雪は横殴りの雪が顔を襲って前方がまったく見えなくなります。
  
17日札幌市内 この降り方は序の口です。

車運転の時は前の車のテールランプが道の唯一の道しるべとなったりします。カムイラピットも国道275で前方のまったく見えない中での運転を余儀なくすることなった事があります。「吹雪は恐ろしい」そのひとことにつきます。

数字は記録しませんでしたが、今日は道東の小・中・高校の多くの学校で吹雪のため休校にしたのでした。

  この日はふったり止んだり、けっこう雪が積もりました。

道東の吹雪は恐ろしいものなのですが、札幌から当別町に行く道も大変なことになります。よく当別町地区から車で札幌に通ってくる人がいますが、度胸のいる事です。当別町のある地域はよく吹雪く場所もあるので、カムイラピットは吹雪きの時は出向かない様にしています。

前にも紹介しましたが、いつも車で7分位で家にたどり着ける距離の運転で、40数分かかりやっと家にたどり着いた事がり、昨年暮れは再び恐ろしい目にあい、自然の脅威にさらされないよう気をつけなければならないと思っているところです。

「吹雪いて恐ろしい目にあったあった」と云うものですから、ラビ妻から「写真に撮っておいて後でブログに載せたらよかったでしょ」と言われたことがあります。「それもそうだな」と思う反面、「冗談じゃないよ。命からがら運転しているのだし、そんなゆとりなどないよ」「それにカメラが雪まみれになってこわれてしまうじゃないか」「その日は闇夜の中での運転で写真を撮るどころではなかっよ」と反論するはめになってしまいます。

「北海道の吹雪は命がけですよ」「自然を甘く見てはいけませんよ」。命を落としてからではおそいのです。