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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

綿帽子 ナナカマドも 終わり告げ

2014-02-04 10:08:47 | 樹木
秋を彩り初冬の冬を彩ったナナカマドの赤い実も、2月に入るとともに一気に姿を消します。実が落ちて無くなるのではなく、小鳥たちが来てついばんでしまいナナカマド実の姿が無くなるのです。ナナカマドの一年が終わります。

知人の話ですが「自宅の部屋から見える隣の家のナナカマドの木にキレンジャクが群がっていた」と言います。キレンジャク自体綺麗な小鳥なので、それは見応えがあったことであろうと想像されるのでした。
 

今朝、ごみ投げに外に行きましたら、「ナナカマドの木に小鳥が10数羽来て実をついばんでいるではないですか」これは写真を撮っておきたいものと急いで家に戻りカメラを抱えて外にて出見ると、小鳥の群れはすでにおりません。近くの電線に「キョロロ・キョロロ」と何羽かがとまっています。一羽であっても皆さんにお見せしたいと望遠で撮影してみました。手持ちのカメラで持ち手が動きますのでファインダーの中になかなかおさまりません。
 

今日来ていた小鳥たちは「ツグミ」で、もうひとつはヒヨドリです。この季節小鳥たちの動きも活発となります。餌はナナカマドの実のなのです。3日前のこと吹雪の中を百合が原公園(札幌市北区)に向い、これ以上吹雪が続けば危険と引き返して来ましたが、帰り道カラスが街路樹のナナカマドの実をついばんでいる姿を見ました。カメラの準備をしている間にカラスは飛び去り、写真撮影は出来ずじまいでしたが、カラスもナナカマドの実を食べるのですね。始めて確認しました。わが家のライラックの木に小鳥(ムクドリ)が止まり糞をしますが、この季節はナナカマドの実混じりの糞が車の上にこびりついて被害にあっています。
  



※ ナナカマドの実は厳寒のシバレに会い、この季節には渋味もなくなり硬さも無くなりますので小鳥の食頃になるのです。