ちょっと時間が取れたので、奈良「知足院」へ行ってきました。
場所は東大寺「大仏殿」の北側、正倉院の東側。
お友達のかぎろひさんに、
此処は「奈良の八重桜」の原木が植わっている所と教わり、
機会があれば訪れたいお寺でした。
境内はひっそりと静まりかえって。
壊れかかった塀が強く印象に残りました。
裏山にその八重桜があるらしいというので、
探してみることに。
金網で囲まれた所まで登ってみましたが、
かなり広くてどちらの方角なのか、見当がつきません。
新緑が眩いほどに。
そのうち偶然にもご住職が現れ、
「天然記念物知足院奈良八重桜」 の石碑が建つ
この傍に原木を教えてもらったのですが、残念ながら
まだ蕾でした。
東大寺・転害門を入った鼓阪小学校の前に、
奈良の八重桜を見つけ、漸くと心が落ち着きました。
今、大阪市立美術館で、「日本南画院展」 が開催されています。
4月27日(日)まで。
この知足院境内を題材の 「蒼々」 という作品(特選)は、
とても見ごたえがあって素晴らしいです。