宮島大変

久々に宮島のことを書くような気がしますが～～

世界遺産の島・宮島の7月の来場者数が　前年同月より3割少ない約21万人にとどまったことが

今月の初めにわかりました。

西日本豪雨は　各地の観光産業にも　大きな影響を与えております。

直接被害のない地域でも　宿泊客のキャンセルなどが相次いで　発生しております。

一年で最も観光客が多いとされる秋の行楽シーズンの予約も始まる頃、関係者は焦りを感じております。

熊本地震後に成功した「九州復興割」と同様の施策にも　期待を寄せているようですが・・・

「西日本豪雨」で　広島県全体が被災したと誤解する観光客の自粛ムードや酷暑が　影響したと

みられているそうですけど、旅行を控えるムードが　なんとなく　流れているようです。

前年は31万 258人の来島をした7月は　今年9万人少なくなる見通しだそうです。

今回の豪雨で　宮島には　観光客に響く影響はなく　宮島口からのフェリーも　通常通り

運行しております。

宮島観光協会では　豪雨の被災地で　行方不明者の捜索が続いている現状を踏まえて

目立つ観光キャンペーンは　控えているそうです。

　

　


観光地は復興割を期待してるんですね～

岡山・広島・愛媛の3県の発表では　８月3日までに　少なくとも約35万人が　ホテルや旅館の

宿泊のキャンセルしております。

　

独自策としてですね～倉敷市の観光協会は　8月から2ヶ月限定で　美観地区の駐車場に乗り入れる

大型バス1台当たり　現金1万円を補助する対策をしております。

岡山県も独自に「楽天トラベル」や「じゃらんネット」と連携し　インターネット予約をする際に

宿泊代金の5000円割引クーポン与えるなど　取り組みが広がっております。

それよりも何よりも　関係者が期待を寄せているのは　2016年4月に熊本地震後に取った

政府の施策で　政府は当時観光地対策として　九州7県に　助成金約180億円を支給しております。

九州観光推進機構が中心となって「九州ふっこう割」として九州全体の旅館やホテルの宿泊代を

値引きした。その結果　旅行者需要の掘り起こしに　つながったそうです。

旅行業者も　支援してくれておりますが　国による 応援をしてもらえれば 多くの人が訪れて

くれるようになると　思っております。

家がつぶれたり流されたりした人から見れば わがままな贅沢なように思われますが　

要は死活問題ですので　　あえて　声を上げているようです。

そこのところはご理解ください。