九州地方で毎日のように大雨が続き被害が出始めたようです。
東京もたいした雨ではないのですが、鬱陶しい毎日が続いて少し肌寒さも感じます。
我が家の夫の長年の趣味である高山植物の栽培も40年近くなります。
枯らしてしまって何度も買ったり、長いこと元気で育っていたりその種類によってさまざまです。種の採れるものは種を採集して、其れを蒔いて世代交替させ新しい株にすることも
あります。種から育てた方が丈夫に育ちます。
購入先は何箇所かの同じような業者から通信販売で買ってます。長い付き合いなので信頼関係が出来て良い苗を送ってくれたり、注文のものと違っていたら快く交換してくれます。
その辺で見かける山野草には手を出しません。近くの山取りしてきたものが直接売られている場合が多く、家に持ち帰っても直ぐに枯れてしまう場合が多いいです。
最近咲いた花をアップします。
レブンソウ 礼文島に咲いていました マメ科の花で種がよく採集できます。
この花も採れた種から咲いた花です。次の苗も作ってあります。
レブンアツモリソウ 20年くらい前、庭で咲いたときの写真です。
今は絶滅危惧種になっていて勿論売買禁止の植物です。
当時もとても高価な植物でした。
礼文島では保護された場所で沢山咲いていました。
チシマキキョウ 高山(2500M以上)の非常に厳しい環境の中で咲いています。
岩の割れ目に張り付いて咲いていました。
カムチャッカキリンソウ 千島列島のカムチャッカ島の花です。
ゲラニューム・レゲリー 洋種フウロソウの仲間です
チシマギク 千島列島の花です。
イワタバコ 高山植物ではありませんが、山野草の仲間です
直射日光が嫌いで一年を通して半日影に置きます。冬の寒さにも
耐えられます。
ツクシカラマツ これも山野草の仲間です。九州・筑紫地方に咲く花です。
若い頃はとても面倒な趣味だと思って余り好きではありませんでした。お金も手間も掛かる
趣味に何時もぶつぶつ言っていました。花があると家を留守にすることが中々出来ません。
でも最近では、山へも行けなくなったし時間も余って花を楽しむようになりました。
思い出が沢山詰まってる花をいとおしく思うようになりました。