miyamiya's world

ラグビーとか・・お店とか・・お酒とか・・いろいろと見た事や感じた事を書きとめていきます。

普通救命講習に行ってきました。

2005-10-06 12:51:01 | 日記とか
人事のリーダーから「消防で救急救命の講習があるんで行ってくれるか?」と言われたので、講習会の名前が間違ってるやん。と突っ込みたい気持ちを抑えて同僚と2人で行ってきました。"普通救命講習"は7~8年前に山梨県のラグビー協会で行われたメディカルの必須項目で受けたきりです。座学の話によると、世界中で行われている講習がバラバラ(特に日本は立ち遅れていたそうです)だったので2000年に世界規模で救命講習を統一したそうです。

講習会の内容としては座学が1時間、実技が2時間という内容でした。座学はとにかく眠かった。午後一からの講習だったので前半はとにかく眠気との勝負でした。
フリスク1ケースと引き換えになんとか乗り切り、後半の実技に入ります。

実技と言っても本当の人を相手にする訳にはいかないので、↓こんな人形を使って行います。



最初に消防署の職員がお手本を見せてくれます。救命は"指差呼称"で行うように!! との事ですが大勢の人が見守る中、人形を前にして大きな声を出して実技を行うのはかなり恥かしいです。来ていた消防署の方も最初は非常に緊張している様子で、耳まで真っ赤でした(^^;

同僚がまず始めに実技をしたのですが、もう初っ端から緊張しっ放しで教わった通りに事が運びません。あぁ、叩く肩が違う・・・気道の確認が出来てない・・・心臓の位置が違う・・なかなか上手くいきません。しかも最初ですから決められた手順を回数通り行なわなければいけません。ようやく全てが終わりました。

「お疲れ様」

 「疲れた・・何やってるか全然わかんないよ」

「緊張するよね。って次僕か?」

 「頑張って(^^」

まぁ1度経験しているんで恥かしさは大丈夫でした。しかーし、意識も呼吸も無い時には2回だけ人工呼吸して循環サインの確認ってのをするんですけど、これが前に受けた時は無かったんで、まごついちゃいました。

で、その確認をするときに「見て」「聞いて」「感じて」って声だすんだけど、このリズムが通販の「見て」「見て」「見て」・・・って言いながら宣伝してるおじさんを思いださせてくれるんで笑いをこらえるに必死でした。傍から見たら緊張して振るえているように映ったんだろうな(^^:

無事に全員が実技を終了したあと、"AED"っていう自動で電気ショックの判断をして指示を出してくれる機械の説明を受けました。最後に救急車が来るまでに応急処置をする人の事を"バイスタンダー"って言うんですが、その人たちのために作られたCDと終了証をもらって終了です。



やっぱり救命技能ってのは実際に自分がやってみないと出来ないものですね。消防署でも3年毎に講習を反復して受けるように言ってました。こんな技能を発揮する場所には居合わせたくは無いですが、もし直面してしまったらがんばって発揮してみようと思います。