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古伊万里江戸後期ふぉ~ゆ~

古伊万里江戸後期もの中心のブログ

韃靼人(だったんじん)の鉢

2007年12月16日 18時29分57秒 | 古伊万里=鉢もの
これは、清朝磁器をそっくり写した古伊万里です。
オリジナルの清朝物がときどき市場にでてきます。



絵付けの緊張感や締まりは、オリジナルの方が勝っているような感じもしますが、
日本的なやさしさや全体のまろやかさは、伊万里写しの方が、よいような感じもします。




おや!どこか、ひょうきんな、だったん人ではないでしょうか?




見込みの龍は、オリジナルの龍に肉薄している感じはします。




底に窯割れが、見えますが、表には抜けていません。




時代は、寛政期くらいと思われます。ゆうに200年は経っている計算になります。
こういう大鉢って、現在使い道があまりありませんよね。(笑)

      直径約27㎝×高さ約12㎝


コメント (18)    この記事についてブログを書く
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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よう似てるねえ。。。。 (志維求堂)
2007-12-16 21:31:00
でも、これは韃靼人なん???
ウチのはクルスを持ってるんで、「これは南蛮人や。」って話やったんですが・・・・・。
ブーツも履いてますし・・・・・。
さあ、どっちなんでしょう?
それと、頭の上の、果物みたいなヤツ、あれは何なんでしょうねえ?
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志維さん。 (宮松里(みやまつり))
2007-12-16 21:47:00
ぼくも南蛮人なのか、韃靼人なのか、難しいとこですが・・
あたまの帽子に注目してみてると、このぼくの鉢にかぎっては、
大陸の北方民族の帽子によく似ているような感じにはみえます。

ただ、志維さんの鉢は人物がクルスを持っているので、
南蛮人でいいのでは、いいんじゃないでしょうか。
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素晴らしいものを拝見できました (hana)
2007-12-16 22:07:00
うつしなんですね
龍が中国のものとは少し違うように思います。
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はなさん。 (宮松里(みやまつり))
2007-12-16 22:18:00
コメントありがとう。
やはり、清朝の中国オリジナルと少し違いますか・・・
地元ちかくにいらっしゃるんで微妙な違いを、感じる事ができるんすね。
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こんばんわ。 (ちくわ)
2007-12-17 01:32:00
縁の卍の模様も、素敵ですね~。
とても、面白いし、細かくていい絵付けだと思います!
個人的には、とても好きです。ポチ!
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見込みの龍が『阿波踊り』を踊ってるようでとても楽しいですね。 (oim**uokya)
2007-12-17 07:58:00
ゆうに200年も経っているんですか? 私が生まれる約50年前に作られたのですね。ふ~ん、そうなんだ。
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↑あ!OKやさんだぁ~(笑) (vic*ori*m*ple*ugar)
2007-12-17 11:38:00
頭の上の果物みたいなの、志維さんの器にもありましたね。
なんでしょうね?文明堂のどら焼きだったらいいなぁ~(爆)
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No title (越前屋平太)
2007-12-17 17:18:00
まさに志維求堂さんがアップされてた鉢と同意匠、オリジナルは同じですね。良い呉須を用いて忠実に再現しているように見えます。やはり当時は新渡といえども高価で、写しの需要があったんでしょうね。寛政期のなかなか手の込んだ上手品ですね。
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はなくみちゃん。 (宮松里(みやまつり))
2007-12-17 18:39:00
そう、卍文様がちょっと、エキゾチックでしょう。
傑作ポチありがとう御座います。
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OKやさん。 (宮松里(みやまつり))
2007-12-17 18:43:00
いらしゃい♪。コメントありがとうございます。
生まれ時代につきましては、大変しつれいなことを申しあげました。
ここに、お詫び申しあげます。m(__)m

どうしても、志維さんが、言えというもので。。。。(笑)
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