古伊万里江戸後期物、その日の気分で俳句も

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
あとたわいもない俳句も。

貔貅(ひきゅう)別名・翼獣

2013年08月25日 19時07分39秒 | 金属の骨董品
先日、ドライブレコーダーをパソコンで、再生していたら・・
なんと車のフロントのど真ん前を、
づうづうしくも白髪あたまの中年のおじさんが、
横切っていく。。

あれれ!!
この人は、いったい、だれ??
よく見覚えのあるような、どこか懐かしいような・・
それは、自分の姿だったんですね。(笑)
紅顔の美少年も、いつのまにか、かく、老いしかも。。
あはは・・

少しは、染めた方が、若く見えて、いいのかなぁ。。??
なんて、あまい考えで染める事にしました。

髪を染めて、体調を悪くするって、ありませんか?
ヘアカラー・ヘアマニュキアどちらも使ってみましたが、
翌日に体調が悪くなり、つらい1日になったりします。

今回は、ヘナという、植物染料で染めました。
体調の変化もまったくなく、皮膚も染まることなく、
毛髪が痩せることもなく、快適に染めることができました。
ただ、ちょっと時間がかかりますね。。

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これは、貔貅(ひきゅう)という神獣です。



鋳物で、鉄でできています。



迫力ありますよね。
すこし、虎か猫に似ているような、体型。



この神獣は、背中に翼を持っています。
こんな神獣、ヨーロッパにもいましたっけ?



もともと貔貅は、キリンの兄弟ということです。
お金を食べて生きているので、中国では、財運の神様と言われているそうです。

中国製・高さ28cm・鉄製・
一見古物のように見えますが、時代はないとおもいます。



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古峰神社 (鹿沼市)

2013年08月18日 12時28分24秒 | みやまつりが日記
お盆休みは、古峰神社(ふるみねじんじゃ)へ行ってきました。
別名、地元では、古峰ヶ原(こぶがはら)神社ともいいます。
このあたりからだと、そう遠くはないのですが、地元に近いとなかなか足が向きません。(笑)
おそらく30年ぶりくらいで、行ってきました。

カメラを忘れたのが、残念でした。

興味のあるかたは、http://www.furumine-jinjya.jp/

日本一といわれる銅製の大鳥居。
社務所の外見の一部は残っていましたが、すっかり建て替えれていました。
むかしから社務所には、一般の観光客も上がれて、
しかも無料のお茶まで、ご馳走になることができます。(^-^)
それは、いまも、昔も変わりなくありました。
あがってみると、本殿まで行けて、おそらく玉串料を納めた方々が、
神前でこうべをたれて、お払いを受けています。
その後ろの座敷を、静かに観光客が、通り過ぎます。
お払いを受ける人と観光客の間は、御簾も柵もなんにもありませんでした。
開放的ですね。すこし、驚きました。

ここは、もともと日本武尊を祭っているそうですが、
ほどんど地元も人も知らないのでは。。

ここは、天狗の神社(火伏せの神)としても、有名なんです。
天狗さんの団扇は、火を伏せる力があるそうです。
明治~大正時代、蒸気機関車の煙から麦藁屋根への飛び火事故があり、
この神社を、一躍有名にしたそうです。

霊視の出来る人は、何度も天狗を目撃しているそうです。(^_^;)

おみくじと、お守りタイプの鈴を買いました。



これ、勾玉(まがたま)付きなのが面白く、気に入って買いました。・・


ははん。
なるほどね、良縁と、お金があつまるらしい。。(^-^)
いまさら、良縁は、いらないので、お金だけがいいなぁ。。(笑)
でも、この勾玉、プラスチック製ですが、効果あるのかなぁ。。。?


勾玉の色によって、ご利益もいろいろとあるもんなんですね。



こちらは、魔除けの鈴。
烏天狗が気に入いりました。

なにか、いいことあるでしょうかね。(笑)




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迷い仔猫

2013年08月14日 16時12分05秒 | みやまつりが日記
残暑お見舞い申し上げます。

ここ二三日は、朝晩は随分と楽になりました。
さすが立秋の朝晩という感じでしょうかね。(^-^)

庭の草取りをしていたら、草の中でうごめくものが・・
と、おもいドキッとしてよく見ると、仔猫でした。
手をのばすと、逃げるどころか、容易に捕まえることができました。
このあたりは、野良猫もそこそこいて、子猫はたまに見ますが、
人間の顔をみると、さっと逃げてしまいます。

ああ、これは、ひょっとして捨て猫かな?
そんな予感がしました。
人馴れしていて、よくなつく猫でした。



お前は、いったいどこから来たの??



なんとなく、物憂げな顔が印象でした。。



カメラを覗き込んで、います。



こまるなぁ。。。
そんなつぶらな瞳で見つめられると、
このまま、放置できなるじゃないか!!

だれか、この仔猫を飼ってくれる人は、いないかなぁ。。!!
ちなみに、男の子なんです。




コメント (19)
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琉球古典焼

2013年08月03日 21時01分26秒 | その他の古陶磁
今年の夏は、天候不順というか、どこか変ですね。

集中豪雨のあるところと、水不足と、まだら模様。
なんだか阿部ノミクスと似ているところがありますね。(^-^;
儲かるところと、日照りの産業と、明暗をくっきりと分けています。

自民党政権は好きではないが、
政権も安定して、ひとまず日本国の為には、いいんじゃないでしょうか?
そんな感じがします。

TPPは、アメリカが他国の植民地化を考えている
という人がいますが、そのとおりでしょうね。(笑)
アメリカや参加国が、まず最初に、他国の利益を考えて、
交渉に望むなんて、馬鹿なことは、絶対にない。
みんな、自国が他国より、儲かることを前提に、交渉に望むハズです。
ですから、これからは、より交渉力が重要になるんでしょうね。
さもないと、幕末の不平等条約のようになりかねない。
最近経済力で台頭したどこかの大国ように、
いまさら軍事力で、他国を支配できると考えている国は、
少ないでしょうから。。。(笑)

すなわち、ヨーロッパは通貨でまとまり、
環太平洋は、TPPでまとまる。
このグローバル化は、避けられない時代の流れで、
時代の大きなウネリのようなものを感じます。

ただ、ヨーロッパは、規模が似かよった国どうしがスクラムを組んだので、
比較的上手くいったが・・
環太平洋は、アメリカが大きすぎる
どうしてもアメリカがわがままを通そうという感情が出てくるでしょうね。
そうすると、なかなかまとまらないという結果も予想できます。
果たして何年でまとまるでしょうかね?

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これは、琉球古典焼といいます。



琉球古典焼と言っても、それほど古いものではありません。
大正~昭和初期くらいに沖縄で造られた民芸品です。
当時大流行して、内地向けに大量生産されたそうです。
底に琉球の刻印あり。



これは、唐草紋ですが、他にバナナ・南蛮船・龍・シーサー・エジプト文様などが代表で、
これらは、当時の柳宗悦ら民芸運動家の酷評を得たといいます。
当時の宗悦さんのお好みに合わなかったんでしょうね。
ところが皮肉なもので、これら琉球古典焼の評価が最近民芸品として高まって、
大きくてデザインの良いものは、驚くような値段がついていますよね。
ビックリ!!

大正~昭和初期  幅18cm×高さ18cm




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