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古伊万里江戸後期ふぉ~ゆ~

古伊万里江戸後期もの中心のブログ

翡翠(ヒスイ)

2012年09月23日 20時11分40秒 | 玉(ぎょく)製品
尖閣諸島問題もまだ解決した訳ではありませんが、
デモ隊の乱暴狼藉も、ひとまず収束したようで、なんとなくホットしました。

あの、デモ隊の破壊行為の映像は、
震災と同じで、国難を目の当たりにしている光景で、
日本人として、なんともやり切れない悲しい気分になります。
これを国難と言わずして、なんでありましょうや。

ともあれ、日本人としては、
相手国の挑発に乗ることなく、なおかつ弱気にならず、
時間を見方につけて、沈静化を待つしか良作はないのではないかと思います。

しかし・・・
今回のことで、中国の意志もかたいことが、はっきり理解できたので、
これからも、また、この問題は必ず再燃する覚悟と、
経済戦略の練り直しも、必要なのではないでしょうか。

いざというとき集団的自衛権もない日本国を、アメリカが本気で守ってくれるかどうか?
その覚悟と自覚も必要な気もします。

防衛に「想定外」は、許されるものではないでしょう。

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ヒスイ(硬玉)のブレスレットです。
  糸魚川産と言われて購入
 


ヒスイも産地というのは、世界広しといえど、観賞価値の高い産地は・・
新潟の糸魚川ミヤンマーしかないそうです。



は、ミャンマー産の珍しい黒ヒスイ。
黒といっても、濃淡の墨色が複雑に繊維状に混じって、真っ黒とは違います。



↑糸魚川産と言われるマーブルタイプのヒスイ。
ただ、現在、糸魚川は、天然記念物指定となっており、採掘禁止です。
過去に入手したものか、海岸で拾ったものらしいです。

糸魚川の玉文化は、世界最古の玉文化と言われていますが、
どういうわけか、その後途絶えてしまったそうです。

中国産のヒスイはネフライト(軟玉)であって、糸魚川:ミャンマー産(硬玉)ではないそうです。
中国産のヒスイ硬玉加工品は、ミャンマーからの輸入原石を加工しただけだそうです。




新彊三彩玉(しんきょうさんさいぎょく) 中国産奇石

2010年03月13日 14時53分30秒 | 玉(ぎょく)製品
鑑賞用にたまに、玉(ぎょく)の原石を買いますが、けっこう美しいものですね。(笑)

焼き物コレクターの私が言うのもへんですが、
玉の原石、すなわち鉱物とは,
焼き物とは違い生きているんだ、という実感をもちました。

やきものには、まったく無い感覚です。
地中深く、何万年、いや何億年前の地球の地核の熱や地質の変化を受けて、成長した鉱物は、眺めていると、
複雑な亀裂や不純物の色を含んでいて、まるで河の流れや雲の流れを見るような、そんな感じです。
ああ”これは、生きているなぁ。。と、つくづく思いました。
写真では、この感覚がなかなか判ってもらえないかも知れません。

これは手持ちの図録に特別パワーストーンとしては載っていませんが、
すべての鉱物に意味があるので、なんらかの意味があるのかも知れません。




これは、新彊三彩玉(しんきょうさんさいぎょく)という玉石の原石です。
中国は、しんきょうウイグル地区で産出される石だそうです。
この原石の美しいところを用いて、玉として彫刻をするそうです。

赤い色は、おそらく酸化鉄を含んでいるようにみえます。
黄色は、なんでしょうか?
白いところは、不純物がないのかも知れません。

含水珪酸塩鉱物の一種という事ですが、詳しいことはわかりません。
雲母なども、この仲間という事です。



 ↑
最大直径約、14cm、重さ約1Kほど。



    ↑
これは、やはり新彊産という事で、『草花石』と言うそうです。
玉としての価値はあまりなさそうで、もっぱら観賞用原石としてらしいです。
深いグリーンの地に明るい緑の結晶が浮き出て、とてもきれいで、独特の生命感を感じさせます。
この石は、写真より現物のほうが美しいです。




最大直径12cm、重さ約1,2Kほど。



スギライト(パワーストーン)

2010年03月06日 22時22分27秒 | 玉(ぎょく)製品
パワーストーンとして、有名なスギライト、御存知の方も多いのではないでしょうか。

スギライトの効果

スギライトは20世紀最高の癒しの石とも言われ、ヒーリングパワーはかなり強く、
気持ちを鎮め、くつろがせる、癒し効果は高いという。

非常に強いエネルギーを持ち、心身の各組織を浄化、活性化させ、マイナスエネルギーに対する強力な除去作用で、絶望や怒り、嫉妬などといった、ネガティブな感情を癒して、精神の不安定を鎮め、情緒的な混乱を解消し、プラスのエネルギーを流してポジティブな方向に導いてくれるので、自閉症や精神的に不安定な人にとてもお勧め。また、ネガティブな思考に陥るのを防ぎ、さらに、ネガティブな感情が引き起こす、様々な災難からも身を守ってくれる。
  ↑
【はたして、本当であろうか?】

スギライトのパワーは人によっては強すぎるかもしれないと言われるほどで、霊的な力を目覚めさせる強力な作用があると言われ、精神力を高め、先を見通す力などにとても強く働き、宇宙とのコンタクトを強化し、内なる力、潜在意識を開花させる。瞑想や魔術修行などにも用いられる。
  ↑
【でも、スギライトの発見は、1940年代と聴くが・・】

また、 強い霊的な力で悪夢や危険、霊的汚染からも身を守ってくれる。
  ↑
【まるで、守護霊のような??】

精神のバランスをとり、知恵や洞察力、創造性を高める。
  ↑
【あらら・・スギライトのお世話になりたい。(笑)】

自分自身と現実とのバランスをとる手助けをする。
  ↑
【それなら、スギライト効果を控えめに言ったほうがよいとおもうが・・】

また、スギライトは愛の石とも言われ、永久不変の愛を象徴し、パートナーとの不変の愛を手に入れるのに効果を発揮する。
  ↑
【離婚しそうな人にお勧めか・・?】

左手にスギライトのブレスレットをすると、生活に変化とリズムを与える。
  ↑
【それじゃ、ブレスをかわなきゃ♪】

スギライトの体の症状への効果
頭痛、心臓、細胞の再生、安眠
  ↑ 
【これで、老化しらずか!】

スギライトの色・特徴=紫
【みれば、わかる】
日本で1942年に杉健一教授に発見され、1977年に新鉱物と認められた。

(以上の解説は、ネットより引用)




ニセモノが、多いというスギライト。
ネットオークションでみる安価なものは、ほとんどイミテーションだと言います。
高価だから本物とも限らず、業者自信も騙されている場合もあるそうです。
中国製の染物や、紫色の雲母石もあるそうです。




これは、いまを去ること15年以上くらい前、日本でほとんど知られていないころデパートで買い求めものです。
当時も、そこそこな値段がしましたが、入荷するとすぐ売れてしまうと、言っていました。




当時これを、首からぶら下げてしばらくすると、ひどく疲労を感じた記憶があります。
偶然かとおもい、なんどか試してみましたが、結果は同じでした。

たしかに、普通の石ではなさそうです。

本来は、日本で発見されたそうですが、そのときはウグイス色だったそうです。
その後、南アフリカで、発見されました。
南アフリカ産は、マンガン鋼を含んでいるので、紫色だそうです。

現在流通しているのは、南アフリカ原産だそうです。。
3,5cm×約2cm



紅山文化,玉龍

2010年01月31日 18時31分49秒 | 玉(ぎょく)製品
最近、ヤフオクなどで、紅山文化なる玉製品が出品されているので、落札してみました。
これは、玉龍と呼ばれているようです。




紅山文化とは、新石器時代、現在の中国の東北3省(遼寧、吉林、黒龍江)、内モンゴル自治区および(ウイグル)自治区に広がっていたもので、時代的には、一説によると紀元前5000年~2700年ごろだそうです。

ですから、世界四大文明より、古いということになります。
そんな珍品が、おいそれとヤフオクに出てくるとも思えません。




この文化の特徴は、玉(ぎょく)文化にあるそうで、墳墓より沢山の玉製品が出土しているらしいです。




日本の弥生時代の勾玉(まがたま)文化とも関係あるのではないか、という説も出てきたようです。
考えてみれば、日本語は、モンゴル語や朝鮮語とも近くウラルアルタイ系言語に属するわけですから、
その点からも、当時人間の移動があったとしても、なんら不思議はないでしょう。

余談ですが・・
日本語と朝鮮語は、双子のようにそっくりな言語で、だれがなんと言おうが元々は、
同じ言語だったと思います。
文法のみならず、使い方も、そっくりなんですよね。




  直径約24センチ・重さ約1キロ  
 
         かなりよく出来ていますが、おそらくレプリカと思います。

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