ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

初冬の大台ヶ原 三津河落山へ 再び・・・2  川上辻編

2020年11月27日 | 山 近畿 台高山脈・高見山

2020年11月22日(日) ☁/強風 日出ヶ岳~三津河落山

 

 日出ヶ岳からの続きです

 

吹き飛ばす勢いの風はいつ治まるのか…

全身に風を受けながら 

追われるように三津河落山へと向かった

 

まずは川上辻へと下るが

このルートは 初めてだ…

 

だが 大台の山だと実感するのは

日出ヶ岳山頂から西方向へ延びる尾根も また

笹原急斜面りから始まるからだ…

 

遮るものの無い尾根は

まさに 思う壺!

 

笹の葉を揺らして 自分の存在を誇示する風が 

激しくぶつかって来た時には

バランスを崩して がりそうになる…

 

踏ん張って耐風姿勢を取ろうにも

不意打ちをくらう感じで 掴む所も無い急斜面では

姿勢を低くするにも それが 辛い…

 

 

それでも 風と戦いながら

川上辻へと下っていく

 

 吹きっさらしの笹原

 

恨めしや~ 暴れん坊将軍たちよ!

 

 見た目より歩き難い!

 

笹尾根の下りは足元も見えない

にバランスを崩され

隠れた段差に ヨロッ!

ッと 危ない危ない! 

緩やかになるまで必死の形相だ!

 

 足元に気を付けて下る!

 

コルの部分か? 平坦になった笹原

やっと気が緩むのを感じた

 

笹原はこれからも続く 

その笹原で出会う強い風には閉口してしまう

 

広がる笹原は気持ち良く見えるが

歩いてみるといものがある…

 

特に下りは 用心!用心!

油断すると足を引っかけたり 滑ったり

容赦ない風と笹原とはず~と  付き合う事に…

 

 再び急な登り…

 倒木満載!

 鹿除けの柵出現

 笹床の斜面が一旦途切れる

 

笹原が無くなると 

岩や石のごろつく尾根に変わる…

 

些か急になった尾根を登っていくと

最初無名ピークに出る

ここが巴岳?と思ったが うようだ

標識も何もない…

地図を見ると手前のピークの様だ

 

 最初の無名ピーク

 一旦らねばならぬ…!

 平坦になるがまた笹原現る

 暫く 笹原をゆるりと登ると…

巴岳 1640m

 

日出ヶ岳と川上辻の

ちょうど中間点に位置するピークが

巴岳だった 展望は無いが石標があった…

 

 暫くゆるりと上下して下る

 鹿除けの柵が現れる

 

長い鹿除けネットが続き

それに沿って暫く歩く・・・

 

基本 尾根を下っていく

 

 石楠花の森?を通過

 

巴岳から 小さなアップダウンがあるが

基本は下り 川上辻までどんどん下る

 

途中シャクナゲの森を通り過ぎると

笹原の尾根になり川上辻まで続く

 

 笹原を 慎重に下っていく

 

ここもまた さっさと下るにはがあった

やはり笹原の下りは足元が見えず

慎重にならざるを得ない

 

だが 笹原の良きところは

見晴らしがいいという事

遮るものがないという事

風も通れば 車の音も通る

 

目の前に車道が見えて

川上辻が近いのを教えてくれる

 

 車道からの道と合流点

 川上辻 1523m

 

車道からの道との合流点が川上辻であった

以前はこの合流点からの出発だった

 

今回は 日出ヶ岳からの慣らし山行を考え

三津河落へ向かおうをしている

 

ただしここは通行止になっている

以前 三津河落山へ登った時に

ビジターセンター内の案内所で確認した事があった

 

伺った内容は次のようなものだった

 

センターでは 決められた登山道を歩いて頂きたい

植生保護の立場で立ち入り禁止を唱えているが、

入山を規制るする法的な根拠はないため、

立ち入りを阻止したりすることはない

但し、管理者がいないため 災害などで道が崩れていたりして

危険な状態になっていたとしても どうなっているかわからない

ですので、禁止区域には入らないで頂きたい

保護のためにも 大人数での入山は控えて頂きたい

道がどうなっているかわからないし 管理もされていないので
何かあったとしても 何があっても自己責任という事で・・・

自己責任という4文字を背負って

その時は登ったのだった・・・

 

 川上辻から筏場方面の分岐へ

 筏場の分岐は左側のルートへ

 

前回の時に下って来た道を

今回は登っていく…

 

今回もまた 前回同様に・・・

十戒+1が脳裏に浮かんだ




1. ペット禁止 ペットなどの生きた動植物を持ち込まない
2. 餌付け禁止 野生動物にエサを与えない
3. 撮影等の禁止 野生動物の生息状況に影響を及ぼす方法での、撮影、録音、観察等を行わない
4. ゴミ禁止 ゴミを放置・廃棄しない
5. 野外スポーツ禁止 球技などの野外スポーツを行わない
6. 騒音禁止 大きな音や強い光を発っしない(花火、拡声器など)
7. 動植物の採集禁止 網、竿その他動植物の捕獲及び採取のための道具を持ち込むこと
8. 火気取扱の禁止 たき火、火入れを行うこと
9. 禁止行為 その他吉野熊野国立公園特別保護地区で禁止されている行為をしない
10.   10人を超える団体行動、動植物の採取、土石の採取などしない  

               -大台ヶ原HPより-

そして 最後の11  自己責任というザック背負います

 

 

つづく



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