1月28日(日)
5時半から6時5分まで散歩。
空の大半を覆う鱗雲に半ば隠されながらも、月は中天高くにある。
寒さはともかく、冷え込みの方はやっとおさまったようだ。
冬至から一ヶ月余り。明らかに夜明けは早くなってきている。
先日、買い物に出ようとツイードのジャケットを着て、留めるわけでもなく何気なしにボタンに触れたら、妙に頼りない感触があった。
どうしたのかとボタンを見ると、ボタン糸が解れている。
あと二回も着たら確実にボタンが取れてしまう。
そうならないうちに、と家にある糸で何とか間に合わせようと思ったのだが、袖口のボタンなどとは違い、糸の太さが全く違う。
仕方なし、手元にあった絹糸で取り敢えずは取れないように、と縫い付けたものの、当然、様にならない。
何より梳毛で織った目の粗い織物は細い絹糸なんかじゃまともに縫い留めることができない。
それよりも問題なのは、この流行遅れの二つボタンの上着、応急処置の後、ボタンを留めてみたら、もう一つのボタンも糸が解れ、いつ取れるか分からないという面倒くさいことになっている。
同時に直せばいいのだから良いようなものだけど、書いた通り太い糸がない。
考えてみればこのジャケットは二十数年(ほぼ四半世紀)前に買ったものだ。もう、そういう時期なのかもしれない。
三宮まで糸を買いに行こうかとも思ったが、ジャケットの前合わせのボタンの縫い付け方は、やはり少々金が掛かっても専門家の方が上手に決まっている。
独居老人が少々の出費を惜しんで貧乏くさくなってちゃいけない。
ということで北町の生協まで持って行った。ついでに給油をして帰った。
しばらくしてその店から電話がかかってきた。
何でも袖のボタンの一つの、糸を通すループになっている部分が千切れかかっている。いつ取れるか分からない、と。
新しいのを買って付け替えるしかないかも、と言われる。
皮の包(くる)みボタン?はて、予備はあったかな?あったような、なかったような・・・。
でも、もしかしたら他の服の端切れと一緒に残しているかも、と、クローゼットを覗き込む。
端切れを詰め込んだ袋はすぐ見つかった。
が、結構量がある。面倒くさい。けど、探すしかない。入ってないかもしれないけれど。
空振りになるかもしれないが初めからボタンのセットを買うなんてあり得ない。
なかなか見つからない。
一番最後の辺りで、ビニール袋に入った5センチ四方くらいの端切れとボタン大小各一個が見つかった。改めて明日、行くことにしよう。
無職でも毎日何かしらすることがあってなかなかめんどくさい。
けど、その面倒くさい諸々といちいち応対している間はボケないだろうな、と思ったりする。