あれから2週間。入院先の病棟で家族会議が開かれました。
参加者は患者と夫、ケアマネ、サポートワーカー、病棟の作業療法士、学生、精神科医、私、そして通訳さん。 母国語で事情をしっかり理解してもらい、これからの治療計画を理解してもらうことが目的。
彼女の1番の心配事だったのは一人になること。避難民としてカナダへ来た一家。いつまでも国や州に援助を受け続けることはできない。就労可能な夫は就労を勧められ . . . 本文を読む
先週は長男の20歳の誕生日だった。久しぶりに5人揃って食事。
シェフとして働いている彼。大きくなったもんだ。小さい頃から色々あって、、、こんなことやら、、将来はどうなるかと気をもんだものだが、今はゆっくり大人の階段を登て行っている。少しずつでも心配の数が減りつつある分、、 、それが親孝行なのかもしれない。
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誰かがツイッターに医師はドラッグディーラー(薬物を売る人)になった!って書いていたな。以前にも書きましたが麻薬の依存は違法薬物からだけではない。怪我や術後の麻薬の処方から依存になるケースもあるのだ。そういう意味で医師により麻薬と出会い、依存になったからディーラーだと呼んでいる。
依存に注意を払わず処方を継続し続けた医師の非はわかる。しかし、私はちょっと弁護をしたいと思う。
痛みのレベルは人それ . . . 本文を読む
先日シリーズで産後の鬱に関して書きました。
先週、10月末から行方不明だった女性の遺体が発見されました。彼女の車はスタンレーパークで発見されていて、遺体は先週ハウサウンドにある島の近くで見つかりました。他殺の可能性は全く否定されました。
生後2ヶ月の息子と夫を残して。発見後彼女が産後の鬱に悩まされていた事が発表されました。悲しい結果です。
産後6週間検診は大切です。特に産後の鬱の有無に注意を . . . 本文を読む
私がケアを提供している対象者はメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層。何故そう言う人を対象にしているのか?わざわざ、、、と言われる時がある。
NPがBC州で登録されるようになったのは2005年だから、NPと言う職業がこの州に生まれてまだ11年目。70年の歴史があるアメリカとは大違い。なのでまだまだ草分け的存在で、ほとんどのNPが自分たちのポジションを模索している段階なのだ。
NPが始まっ . . . 本文を読む