てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

げんじものがたりを読むー賢木

2018-03-17 | 
何度か同じところを読んでいてはっとしたところがあった

弘徽殿の太后は源氏ら一派を恨み仕返しをしたいと思って実行する辺りで

 故桐壺院  = 高祖劉邦

 弘徽殿太后 = 呂太后

 朱雀帝   = 孝恵帝

 藤壺宮   = 定陶戚姫

「呂后本記」を意識してないかと思って検索してみたら漢籍と関係があった

「呂后本記」では呂太后は、人と為り剛毅なり。

弘徽殿の太后は呂太后ほど剛毅な人物にしなかったので藤壺宮は人テイ(人豚)にならず出家できていいね

と、勝手に想像力をたくましくして読むのも楽しみです

物語はまだ全体の2割に近づいたかんじ、晶子訳を読んだ時のことも踏まえると死人が多いと思った

死に着目して読んでも面白いかな、柏木とか宇治十帖とか、(だが専門家によって研究済みだろう)

それだと寝物語にしては重い。


楽しみは 光源氏の もの語り 唐の国から 和歌の国から


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