てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

げんじものがたりを読む葵ー3

2018-03-05 | 
葵上の法事などを終わらせ息子の養育を妻の実家に託して久しぶりにわが家へ帰って

来ると早速紫ちゃんに会いに行った

いつまでも子供だと思っていたのに久しぶりに会ってみると成長した姿はもう適齢期

が来たと判断するとただちに結婚した

この時代は女子の成人式を行った後に結婚式をして三日間一緒に過ごす習わしだった

らしい

美少女の紫ちゃんに村々した光君は成人式を待たずに結婚をしたのだった

この辺りを晶子訳では

、、、心苦しい処置を源氏は取った。、、、源氏だけは早く起きて姫君が床を離れな

い朝があった。

岩波文庫は

、、、忍びがたくなりて、心苦しけれど、、、、をとこ君はとく起き給いて、女君は

さらに起き給はぬあしたあり。

と、これだけである

源氏の突然の豹変に怒り驚き情けなく心乱した紫の上をなだめて三日の餅の意味を教

えて結婚を祝うことができた

この時紫の上14歳、源氏22歳、源氏が紫ちゃんを見初めてから約4年後のことだ

現代なら源氏のしたことは少女誘拐監禁洗脳強制同棲、、、しかし上手に手なずけた

から紫の上もそれを受け入れた?

誰かが書いていたが古典はエロいし出てくる男はろくでなしばかりだと

げんじものがたりはそうだと思う 

宮廷勤めのストレス解消に書いた?紫式部は肉食系の熟女だった?

もとがエロいものがあるから下種な読み方がされてしまうのだろう

これが品行方正な男だったら読み継がれる物語にはなってなかったろうが

宣長のいうもののあわれとはなんですかね

 楽しみは わずかなヒントの 行間を

 深読みしつつ 妄想するとき

何もわからない読み人のつぶつぶ粒焼


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