美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

関宿へ「東海道のおひなさま」を見に行ってきました

2019-02-21 11:15:47 | 三重のこと


2019年2月9日から3月3日まで、
旧東海道の亀山宿・関宿で開催されています、
「東海道のおひなさま 亀山宿・関宿」を見に
関宿(亀山市関町)へ行ってきました。



関宿では、街道沿いの公共施設や民家にひな人形が飾られています。

期間中は、会場周辺で様々な催しが行われるほか、
三重県内7地域のお雛様を巡る、スタンプラリーも行われています。

7地域のうち、伊賀上野と伊勢二見は
このブログで紹介済みですので、
今年は旧東海道の関宿へやってきました。



1軒目は佐野屋さん、北海道産のいろいろなお豆を取り扱っているお店で、
お店の前にも小豆を入れた箱が並んでいました。

現在はあまり見られなくなった、
昭和中期の「木目込み人形」のおひなさまと、
明治時代の「おひなさまの掛け軸」を展示していました。



銘菓「関の戸」で有名な、和菓子店・深川屋 陸奥大掾さん、

江戸時代(幕末)のおひなさま、
昭和中期の木目込み人形、
昭和後期の七段飾り、
昭和末期の七段飾り、
が並んでいました。

江戸時代の人形は、元は五段飾りで、
三人官女らの人形もあったそうですが、
画像の2体のほかは行方不明になっているそうです。

老舗和菓子店が月1回限定販売するあんぱん/深川屋 陸奥大掾(亀山市関町)


(はらや化粧品店)

早朝の9時に行ったこともあって、
展示しているお家はまだ戸を閉められていました。
関宿は山間部なので、開けていると寒いからでしょう。
1軒ずつ玄関を開けて
「お早うございます、朝早くから失礼します、
 お雛様を見せていただいてよろしいでしょうか」と、
声をかけながら撮影させていただきました。



江戸時代には大阪で「鴻池と並ぶ」とまで言われた、旧両替商の橋爪家です。

こちらの「御殿雛(ごてんびな)」は必見です。
平安時代の寝殿造りの邸宅を模したような巨大な御殿に、
十数体の人形が配置されている、江戸時代の作品です。

ご主人に伺うと「これを組むのに2日かかる」とのこと、
その理由は、というと、
「見えないところ(天井とか廊下の裏側)にも装飾が施されていて
 パーツの数がとんでもなく多い」のだそうです。



百五銀行の向かいにある、和洋レストラン 山石さん、
お店の中の階段を利用しておひなさまを展示されていました。

和洋レストラン 山石(亀山市関町)



上)関宿の「まちなみ案内所」です。
 この項の冒頭の画像は、この案内所に展示されているおひなさまです。

下)「関の地蔵院」の境内では、フリーマーケットが開催されていました。

「おひなさまめぐり in 二見」に行ってきました 2018.2.

伊賀上野・城下町のおひなさん 2016.2.

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