青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

大東岳

2016-05-25 22:01:35 | 山歩き

日  時 :2016年5月23日(月曜日) 晴れ

場  所 :大東岳(1365.8M)だいとうだけ 三角点名:大東山おおあずまやま(一等三角点)1365.42M

      宮城県仙台市太白区秋保あきう

パーティ :単独行

大 東 岳  :蔵王ざおう連峰と船形ふながた連峰のほぼ中間に位置する二口ふたくち山塊の盟主で、蔵王国定公園に属する古い火山とされている。その特徴ある台地状の山頂は 仙台付近ならどこからでも望む事が出来、深山の雰囲気に満ちた登山が楽しめ 仙台の岳人に人気の山となっている。

 

コースとタイム(山行形態:駐車場からの周回)

      本小屋もとごや駐車場(8:20)→ 立石沢たていしざわ(9:10) → 穴戸沢あなとさわ分岐(9:55)→ 鼻こすり(10:45)→ 大東岳(11:10~11:40 ランチタイム )→ 弥吉やきちころばし(12:05~12:10)→ 姥楢うばなら(13:50)→ 北石橋きたしゃっきょう(14:00~14:15)→ 雨滝(15:50)→ 本小屋駐車場(16:25)

当日の大東岳案内図(赤破線が辿った道)  活動時間 8:08 活動距離:14.91㌔ 高低差:1019㍍

 

 

 

スタート地点の本小屋もとごや入口(中は5~6台駐車可

一般的に上りに利用される表コース(立石沢コース)案内標識

小休憩に持って来いの立石沢広場

良く整備された新緑が眩しいブナ原生林の登山道

高度が増す事に急斜面へと変わる(山頂までの現在地を示す立派な合目標識有り)

お目当ての花、見頃を迎えたシロヤシオ

コース中 一番の急登が続く鼻こすり

刈り払いが行われたばかり山頂手前登山道

青空の広がる 明るく広い大東岳山頂  

山頂西側に祀られた小さな祠(祠右手に白根葵)

山頂から望む船形連峰(最高峰:船形山1500.2㍍)と泉ヶ岳いずみがたけ1172.1㍍(右端)

山頂からズームアップで望む月山がっさん1980㍍  

山頂から南西方向に続く灌木帯の下山道

木々の切れ間から望む蔵王連峰(最高峰:熊野岳くまのだけ1841㍍〈中央〉)

急斜面に設置された丸太の階段

爽やかな風に気持ち良い低木帯の尾根歩き

下りて来た山頂方面を振返る

弥吉やきちころばしと呼ばれる岩場の急斜面

樋ノ沢とよのさわ出合に建つ立派な避難小屋

樋ノ沢に沿った裏コースの登山道

寄り道先の北石橋への分岐点

姥楢へと続く尾根から望む大東岳

初めて見た北石橋きたしゃっきょうカケス沢に架かる自然の石橋

沢音(右手下 大行沢おおなめさわ)を聞きながら満開のヤマツツジに癒される

途絶える事の無い雨の様に降り注ぐ水滴(雨滝)

車両通行不可地点の橋まで来ると登山口はもう直ぐ

 

 

◆この日お目当てのシロヤシオ(白八染 [別名:五葉躑躅ごようつつじ])◆

花が終わりがけから蕾まで標高差を考慮し、あと半月位は花が楽しめそう

 

 

 

◆当日出逢ったシロヤシオ以外の印象的な花々◆

ウワミズザクラ・キケマン・ガマズミ・ツリバナ

   

ユキザサ・ラショウモンカズラ・ツボスミレ・フデリンドウ

   

ミヤマスミレ・ミツバオウレン・ツバメオモト・シラネアオイ

   

アズマシャクナゲ・オオカメノキ・タムシバ・イワカガミ

   

チゴユリ・ツルシキミ・ツクバネソウ・ヒメモチ

   

トリガタハンショウヅル・ツクバネウツギ・ヤブデマリ・サワハコベ

   

ホウチャクソウ・マムシグサ・ハナニガナ・タニウツギ

   

ミツバウツギ・ヤグルマソウ・コンロンソウ・シャク

   

 

 

 

当日の様子

青空のもと登山口広場(駐車場)へとやって来ました。身支度を整え、六年振りに杉植林地帯へと続く坂道の表コースを辿ります。はじめは小行沢沿いを縫う様に道は続き、すぐに立石沢の沢沿いの滑り易い急登道へ変わります。沢音が遠ざかるとつづら折りの急斜面へ、沢音もエゾハルゼミの声へ変わってきました。オ~~ォ!咲いています、咲いています、気品あふれる見事な純白のシロヤシオ。コース一番の急斜面が連続する鼻こすりまでシロヤシオの群生は続いていました。やがて、登りも緩み始めると間もなく広々とした台地状の大東岳山頂です。アズマシャクナゲが咲き乱れた山頂からは、雪をいただく月山に船形連峰から泉ヶ岳へと続く稜線が奇麗。山頂からの展望を独り占めに、のんびりとランチタイム。ランチタイム後、下山は南西へと続く灌木帯の尾根を辿ります。弥吉ころばしに近づくにつれ、蔵王から二口山塊にかけての展望が広がり爽やかな風にルンルン気分の尾根歩きです。やがて急勾配の斜面を下り、樋ノ沢出合避難小屋へと下りて来ました。小屋で休憩後、初めて見る北石橋に感動、大行沢に沿った長い道に飽きた頃登山口の本小屋前へと到着です。久々の登り応えの有る山歩きに、大満足の山歩きでした。

 

 

往時(片道:57㎞)

自宅出発(6:35)→国道4→県道14→県道47→国道457→ふるさと緑の道→県道62→本小屋駐車場(8:00) 時間には途中のコンビニ買い出し含む

 

 

 

 



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