青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

薬莱山(2015)

2015-04-30 19:55:22 | 山歩き

日  時 :2015年4月26日(日曜日) 晴れ

場  所 :薬莱山(552.9M)やくらいさん 別名:加美富士かみふじ 宮城県加美郡加美町字味ヶ袋薬莱原

パーティ :二名

薬 莱 山 :船形山の大きく広がった裾野が、北東で平野に没しようとする付近にある独立峰。周辺に何もないため、大崎平野からは端正な姿が望まれる。その山容の美しさから加美郡の名を冠し、加美富士とも呼ばれ 親しまれている。山麓には雄大な牧草地が広がり、登山口には整備された大駐車場がある。

 

コースとタイム(山行形態:駐車場からの周回)

     赤鳥居脇駐車場(10:55)→登山口(11:05)→南峰[薬師堂やくしどう](11:45~12:10 ランチタイム)→姥神石像→北峰[山頂](12:15~12:20)→登山口[北側](12:55)→大通り(13:15)→赤鳥居脇駐車場(13:25)

当日の薬莱山案内図(赤破線が辿った道)

 

 

スタート地点の赤い鳥居

スキー場奥に見える栗駒山くりこまやま1627.4㍍

二つ目の鳥居先が東側登山口

薬莱山名物の長い々やくらい登山道階段の始まりです

登山道脇に咲くカタクリの花に癒されます

好天に誘われ多くのハイカーで賑わう登山道

爽やかな風を受け階段の登りは続きます

やっと登山道階段からの解放

快適な主稜線歩き

南峰の薬師堂まで登って来ました

残雪の坂を慎重に下る

願えば何でも叶うと言われるが、はさみ供養か?姥神地蔵

山頂手前に設置された方位盤前から望む大崎平野

登山者で賑わう残雪の山頂(北峰)風景

三角点標石は見えませんが小屋と山名の碑が設置された山頂

山頂より望む栗駒山

ズームアップ で望む栗駒山

山頂より望む鬼首の山々(大柴山おおしばやま[左]1083.2㍍と花淵山はなぶちやま[右]984.9㍍)

コナラの樹林帯が続く自然探索路を下ります

クマザサが多くなって来ました

下山口の北側登山口へと下りて来ました

薬莱山を一周する舗装道をスタート地点へと戻る

スキー場前の大通りには沢山の車が停められていました

 

 

◆当日出逢った印象的な花々◆

ショウジョウバカマ・スミレサイシン・ミヤマキケマン・キクザキイチゲ(白花)

   

エンレイソウ・ウスバサイシン・カタクリ・キクザキイチゲ(紫花)

   

 

 

当日の様子

仙台市を抜け大衡村に入ると、残雪を頂く船形連邦がクッキリと見え、もうたまりません!運転中の目線は山に釘付け!危ないですね~~ぇ。観光客で賑わう薬師の湯 脇を通り、登山スタート地点の赤い鳥居前へと到着です。登山の準備を済ませ、スキー場脇の山に向かって一直線に伸びる舗装された坂道を登って行きます。登山口を過ぎると 道も登山道らしくなり、杉林の先からは丸太で作られた階段の上りとなりました。今が見頃のカタクリの小さな群生に癒され、その後は急な階段の上りが延々と続きます。やがて稜線上に出ると、平坦な道となり薬師堂の建つ南峰は直ぐそこです。登山者が次々と山頂の北峰へ行く中、静かな南峰でランチタイムとなりました。温かい紅茶とおにぎらずの味に満足した後、姥神様を お参りし北峰の山頂へと向います。案の定北峰は多くの登山者で賑やかで、残雪の上から見る景色は素晴らしく、鳴子の山々に栗駒山が奇麗に見えていました。下山は木々の間に月山を見ながら、北へと続くコナラ林の尾根を辿ります。可愛いショウジョウバカマの群生地を抜け、クマザサの茂る道に変わると間もなく北側の登山口です。北登山口からは薬莱山を一周する舗装道を、途中一緒になった登山者と 楽しい山菜談議に花を咲かせ スタート地点の赤鳥居前へと戻りました。

 

過去の記録:薬莱山

 

往時(片道95㎞)

自宅出発(8:35)→国道4→県道39→名取高舘 熊野堂線→国道286→仙台南IC 東北自動車道→大衡IC→県道57→県道261→県道148→国道457→加美広域農道→県道156→国道347→町道→薬莱スキー場手前赤鳥居脇駐車場(10:40) 時間は途中休憩1回にコンビニ買出しを含む

 

 

 

= 薬莱山近くの名所立寄り =

場  所 :荒沢湿原あらさわしつげん 宮城県加美郡加美町字鹿原荒沢上荒沢

荒沢湿原:荒沢湿原は3~4万年前の氷河期後半から地すべりが始まったと考えられる巨大地すべり地で、それにより複雑で変化に富んだ地形・地質・水系が生じ、多数の地沼と湿地が形成されました。南西にある5.6haの湿地帯に約10万株の水芭蕉が群生しています。

湿原の拠点となっている森の学び舎 荒沢自然館

荒沢湿原の散策案内板

終盤を迎えた水芭蕉の見学

 

 

 

 

 



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3 コメント

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Unknown (bene_vale_vobis(good luck to you))
2020-04-07 09:02:14
薬莱山の名前の由来は、奈良時代に一帯に疫病が発生したために山頂に薬師如来を祀ったためとか、また、奈良から平安時代に掛けて宮城県が南の大和朝廷と北の蝦夷の勢力の境で、征夷大将軍として命を受けた坂上田村麻呂が戦勝祈願のために社をつくったためとかって言われているようです。
いずれにしても、名前の由来は薬師如来の山から来ているみたいです。

幾分急なところもあり(泉ヶ岳の上の方くらい)、距離が短いために一気に登ってしまうために疲れてしまいますが、小学生でも大丈夫な山です。
昔は、近辺の中学校では自転車で行って学年全員が登っていました。
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今が最高 (miracle)
2015-05-04 14:29:23
sasakiさんへ
シバラクぶりです、ブログへのご訪問有難うございます。
薬莱山は何度登っても、自然が残された楽しい里山です。
夏は蛇や虫が多いため 低い山はお薦め出来ませんが、今の時期は最高でーす!
ぜひ、足を運んで見て下さい。
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ひさしぶり (sasaki)
2015-05-04 13:58:08
薬来山 近くにいますが、山頂に行ったことがありません
5月に行こうと思って、ブログを拝見しました。
 健康寿命をまっとうします
 また拝見します。
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