青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

大滝根山

2017-12-24 17:59:25 | 山歩き

日  時 :2017年12月22日(金曜日) 晴れ

場  所 :大滝根山(1192.1M)おおたきねやま 別書き:大多鬼根山

      三角点名:大滝根山(一等三角点)1192.10M  福島県田村市大越町早稲川

パーティ:単独行

大滝根山:福島県田村市と双葉郡川内村との境界にそびえる山で、阿武隈山地の最高峰である。山頂付近には大滝根山分屯基地が有り、航空自衛隊のレーダーが多数設置されている。フェンスに囲まれた基地内の山頂(三角点標石)へ行く場合、事前に基地へ申請が必要となる。

 

コースとタイム(山行形態:登山口からのピストンと一部周回)

      あぶくま高原ホテル跡地(8:00)→ 大越おおこし登山口(8:05)→ 賽の河原分岐(8:20)→ 御沢おさわ地蔵尊(9:00)→ 大滝根山〔峯霊みねたま神社〕(9:35~9:45)→ 梵天ぼんてん岩(9:50)→ ペラペラ石(10:30~10:45)→ 高塚たかつか高原キャンプ場管理棟(11:05)→ 高塚ボッケ(11:20)→ ホテル跡へ分岐(12:30)→ あぶくま高原ホテル跡地(13:15)

当日の大滝根山案内図(赤破線が辿った道) 活動時間 5時間21分 活動距離:8.5㎞ 高低差:420㍍

 

 

 

スタート地点の あぶくま高原ホテル跡地前

 

大越登山口から先は良く手入れされた杉の植林地帯が続く

 

日山権現コースとの分れ目 賽の河原分岐点

 

沢沿いのコース終点に建つ御沢地蔵尊(御沢子育地蔵尊)

 

尾根への取付きからは笹と木の根の急勾配が続く(アイゼン装着)

 

急勾配の斜面から振返って見る安達太良あだたら連峰(中央の凸が安達太良山1699.6m)

 

急勾配の斜面から望遠  で見る会津磐梯山ばんだいさん1818.6m

 

急勾配の斜面から望遠で見る一切経山いっさいきょうさん1948.8m(手前は吾妻小富士あずまこふじ1704.6m)

 

一切経山の右手奥に見える雪を頂くカッコイイ山????? もしかして七ツ森1218.6mかも?

 

坂上田村麻呂さかのうえのたむらまろが創建したとされる山頂に建つ大嶽根山峯霊神社

 

航空自衛隊レーダー基地のフェンス内(立入禁止)に建つ三角点標石(一等三角点)

 

山頂北側雑木林内にある 梯子の架けられた梵天岩

 

梵天岩の上から見た北側の風景(航空自衛隊レーダー基地)

 

山頂東の送電線下から見る航空自衛隊大滝根山分屯基地おおたきねやまぶんとんきち

 

高塚高原案内標識に従いペラペラ石を目指します

 

阿武隈山地に多いアセビのトンネルが続く

 

雑木林に囲まれる大きなペラペラ石

 

ペラペラ石の上から見た大滝根山山頂に建つ航空自衛隊レーダードーム  

 

ドウダンコース内の小ピークに建つ東屋

 

休憩デッキ前から林の奥に見える高塚高原キャンプ場管理棟

 

高塚山山頂に建つ高塚ボッケ(富岡町・広野町・滝根町の案内ポール)と三角点標石

 

山頂から南側に見える滝根小白井たきねおじろいウインドファーム( 23基〈4万6千kW〉の風力発電風車)

 

下山は送電線ルートに沿い切り開かれた楽々コース

 

日山権現ルートに入ると痩せ尾根で 更には急勾配の長い長い下り坂へと変わる

 

急斜面も緩やかに変わると間もなく鬼五郎渓谷おにごろうけいこくの沢で そこが賽の河原分岐点でした

 

 

 

当日の様子

あぶくま高原ホテル跡地に近づくにつれ、車道両端には雪が残り道は凍り、危険な状態となっていました。スタート地点のホテル跡地前に車を停め、のんびりと地図とにらめっこ 此れからのコースを確認します。最近このルートを歩いた形跡が無い中、植林地帯の道を賽の河原へと向かいます。右手の日山権現へと続く道を外れ、沢状の道を辿った先に可愛らしい姿の御沢地蔵尊は有りました。ここでアイゼンを装着、急勾配の尾根へと取り付きます。急斜面の尾根にはチェーンが設置され、登っている実感に感動。木々の薄れた急斜面で振り返ると、大パノラマです。オーォ スゴイ!!、磐梯山に安達太良山そして吾妻連峰、何んと素晴らしい景色でしょう。やがて、雪と笹に覆われた雑木林を抜けると、そこがドームアンテナの建つ大滝根山山頂でした。石の立派な鳥居をくぐり、峯霊神社へ再来訪の報告。ここで基地内の三角点標石をカメラに収め、北へと続く道の先に大きな梵天岩は有りました。梵天岩からは基地の東側へと廻り、ペラペラ石へと続く緩やかな坂道を下って行きます。ペラペラ石は阿武隈山地に多い、アセビの茂る林の先に有りました。ペラペラ石の上からは、大滝根山の山頂に阿武隈山地の山々が良く見え、ここで温かなコーヒーと軽い腹ごしらえです。軽い腹ごしらえの後、ドウダンコースの東屋を過ぎ、高塚高原キャンプ場へと下りて来ました。管理棟からは高塚ボッケへの案内標識に従い、緩やかな坂道を上って行きます。高塚山山頂は、南東に展望が開けすぐ南側には沢山の風力発電風車が見えていました。管理棟に戻ってからは、西へと続く遊歩道を利用し、大滝根山山頂の東側送電線ルートを下ります。最後は、雪の多い急勾配の痩せ尾根、日山権現ルートを慎重にゆっくりと下りました。

 

 

来た道(片道:96㎞

自宅出発(5:10)→国道349→県道19→県道112→県道381→林道→あぶくま高原ホテル跡地(7:40) 時間には途中休憩と朝食にコンビニ買い出しを含む

 

 

 

 

 

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
新年おめでとうございます。 (sasaki)
2018-01-05 06:03:24
続けられていて
何よりです。
健康のためにも山登り最高ですね
私も今年3か所くらい挑戦したいです。

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挑戦は いいね! (miracle)
2018-01-06 10:22:24
sasakiさんへ
お元気で新春を迎えられたご様子、心からお慶び申し上げます。
是非山歩きを楽しんで下さい、お声掛け有れば馳せ参じます。
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