あ、好ーきなこと言ってなさい♪

私みおのツボに最もはまったユニ（注：ユニコーンの意味）のPV、それは「ペケペケ」。

特にこのPVの2番は、プリクラの仕上げ画面のように、落書きをしたくなる。たとえば。

「でもOnly You Baby」
　　EBIの流し目が決まったところ2箇所で、「キラーン」という擬音と星。
「好きなこと言ってなさい　聞けば　”あんたはオレのママじゃない”」
　　ふすまを次々と開けていく勢いのよさを、漫画の集中線のようなもので強調。
「笑わせるわね私のテディー・ベア」
　　タミオが象に遭遇したところで、驚いた顔をホラーコミックのような画像へシフト。
「好きなこと言ってなさい　いつも～」
　　宴会場の観客席にガヤガヤと談笑の擬音。
　　みおは手前のおばちゃんが粘っこいものを食べている（糸ひいてるし……）のがスゴク気になる。
　　全篇を通じてタミオの頬に「ハットリくん」の渦巻き。太目のクレヨンテクスチャーで赤く、ぐるぐると。

なんてね。

それから、2人のパートが逆だったらどうなってただろう？とも思う。
タミオがペケオケ男で、EBIがその彼女だったら。想像できる絵は全然違っちゃう！
ジャイアンとしずかちゃんみたいになりそう……。

そして、本編よりも大好きなのが、「クレジット」っていうのかな、キャストやスタッフの名前がエンディングに流れるやつ。「ペケペケ」の温泉で演奏するシーンを、曲の終わりまで見せてくれる。

1番のEBIパートの途中から映像は始まる。
スタッフがセットして、タミオが湯の中に沈む。そしてPVの通り、タミオパートで、タミオが湯から現れ、背後に「明日」の文字が点灯する。サビを歌い終わるとタミオは湯面に突っ伏し、湯の流れに任せてゆっくりと右側へ掃けて退場。

一方、ドラマー西川くんがスティックを放り投げ、キーボード阿部Bの方へやってくる。西川くんの手にはドラム。それをひっくり返して、バケツのような要領で阿部Bにザッパザッパと湯をかける。阿部B、キーボードが沈没、それでも頑張ってキーボードの演奏のまねをつづける。

2曲目のサビが近づいてくるころ、右側からゆっくりとタミオが歩いて登場。キーボードの演奏マネをしている阿部Bのあごをつかんでひっくり返し、阿部Bはキーボードごと沈没。再びタミオパートで歌いだすタミオ。背後に「明日」が点灯。

その間、スティックを無くした西川くんは、手のひらを代用してドラムを演奏。途中、スティックを発見し、曲の終わりまで通常通り演奏。

それらのことを対岸の火事のように演奏に集中していたEBIとテッシー。だけど、濡れるのが嫌なのか、ギター及びベースは胸元で演奏。

みたいな。
いーなーいーなー。明らかに演奏をしてないけど。めちゃめちゃ、楽しそうだ！！

それから、見るたびに癒されるのが「パパは金持ち」。
仕事が来たので、これについてはまた来週！

タイトル参考：
ユニコーン 「ペケペケ」。